折れない心をつくるシンプルな習慣

渡部卓【著】

• 販売会社／発売会社: 日本経済新聞出版社
• 発売年月日: 2011/04/18
• JAN: 9784532316884

商品レビュー

2021/09/28

70点主義
ま、いっか こんなこともあるさ
自分に対する評価は7割で聞け
落ち込んだら日記
癒しのマイリスト作る
柳のようにしなやかに

2015/07/20

ちょっと考え方を変えたり視野を広げることなどで、
自分も楽に楽しく辛くなくなるのかもしれない。
香りや音楽によって気持ちも変えられるかもしれない。

ストレスに負けないよう、自分を楽にするヒントがたくさん出てきます。その項目を眺めて少し習慣や気持ちを変えていけば少し自分も楽になれそうです。

2014/05/22

自分のストレスの最大要因はやはり人間関係だ。本書の中で、そこの部分が非常に興味深かった。「他人に対して腹が立つのは、自分が正しいと思い込み、その人の言動が理解できないからだ。つまり、その人との「違い」が人間関係のストレスの原因」だという。

メンタフダイアリーリストに書くことで、客観視し、心を落ち着かせ、怒りが収まるとのことである。不愉快な事があり、早速試してみると、書くことで本当に怒りが収まる感じがした、これまでは、その日は決して怒りが収まらずイライラし、数日後に思い出してまた苛立ってた。少なくともその日は、もう考え込まなくなっていて、効果があったと思う。

　その他にも、歌とアロマで癒しの方法、物事の受け止め方、トレーニング方法なども書かれている。折れない心、しなやかな心をつくるための最大の秘訣は、物事の「受け止め方（認知）」にあり、前向きに受け止めた人が勝ち。さらに、自己肯定感を強く持ち、自己批判しない。自分と他人に厳しくしない。本書では、悪い思考パターンを例に挙げ、対処法を紹介しいるが、筆者はそれさえも、まず肯定して、それでもいいが・・・という風に描かれており、筆者の思考パターンが伺える。

また、感謝の気持ちを忘れないことも書いており、「請求書」的ではなく、「領収書」的に物事を捉え、感謝することが大切だということだ。（私もこれは知っており、神社などで拝む際には、お願いするということはしない。）

今後ストレスを感じた時は、本書にあるこれらの事を思い出し、日々の生活に役立てたいと思う。筆者は、過去の苦い経験から心理学を学んだとのことだが、ストレスの原因となる心の持ち方を多くの人に知ってもらい普段の生活に役立てて欲しいと願ってのことだろう、あらゆる角度からストレス原因を分析し、その対処法を生み出して、ストレスで悩んでいる人たちに貢献していると考える。