ふうとはなとたんぽぽ ふうとはなの絵本

いわむらかずお【作】

• 販売会社／発売会社: 童心社
• 発売年月日: 2011/04/22
• JAN: 9784494001965

商品レビュー

2024/06/04

｢ふう｣と｢はな｣が歌いながら駆けだすページに目を奪われました。

風は命を運ぶ。
花は種を実らせ、新しい命を生む。
異なる性質をもった風と花。
二つが出合うことで命は生まれ、育まれる。
子どもに伝えたい絵本です。
春のおともだちがたくさん登場します。

2013/04/17

春らしいかわいらしい絵本。

「たんぽぽ　ぽぽぽ」というフレーズも軽やかで楽しく心をつかむ。

読み聞かせで使うなら
私なら小学校低学年にするだろうな。
「いのち」という言葉がでてこなければ
幼児でも使えたのにな、というのが正直な感想。

「いのち」という言葉を用いずに
「いのち」の運びを描いて欲しかった。

でも逆にいえば
「いのち」を「いのち」という言葉で理解できる絵本でもある。

2013/02/02

二匹のうさぎ、「ふう」と「はな」がのはらにあそびにいくと、たんぽぽの上にとまっているてんとう虫と出会い、「たんぽぽ」と触れ合って遊びます。
たんぽぽがわたげになって空を舞うシーンは、春の香りがするかのようです。絵がソフトに描かれ、うさぎの毛なみとわたげのふさふさした温かみが伝わり、手に取りやすい絵本です。「ふう」と「はな」という名前に込められた理由により、母と子の愛情が春をよりいっそう優しく伝えてくれることでしょう。