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にしむくさむらい 詩人choriの京都十二ヶ月
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にしむくさむらい 詩人choriの京都十二ヶ月

chori【詩・文】, 桑原優希【写真】

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にしむくさむらい 詩人choriの京都十二ヶ月

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 武田ランダムハウスジャパン
発売年月日 2011/04/22
JAN 9784270006412

にしむくさむらい

¥1,320

商品レビュー

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2011/06/09

「ああ、この人の彼女になりたい。」と思った。 息子ほど歳が下なのだが。 彼は有名な茶道の家元のご子息だが、それを隠して、作詩と音楽をなさっている。 こういう方の場合、いずれそれを現すのだが、彼の場合恐らく よほどの事がなければ極力隠し通されるであろう。 同じくらいの歳であれば、4...

「ああ、この人の彼女になりたい。」と思った。 息子ほど歳が下なのだが。 彼は有名な茶道の家元のご子息だが、それを隠して、作詩と音楽をなさっている。 こういう方の場合、いずれそれを現すのだが、彼の場合恐らく よほどの事がなければ極力隠し通されるであろう。 同じくらいの歳であれば、4万円台の彼のアパートに ストーカーしているかもしれない。 彼の文体に似た文章を読んだことがある。 それはボ・ガンボスのどんとの父の手紙。

Posted by ブクログ

2011/06/05

誰かが神様に会ったことがあるか、そんなことは知らないが 神様が現れるのは、私の生活と無縁なところから来るだろう。 そして私の生活に少しの間、居座るだろう。 この本は京都の12ヶ月の情景を詩とエッセイと写真で 織られた手軽な絵巻物だ。 詩の中にはひょこひょこと神さまが出てくる。...

誰かが神様に会ったことがあるか、そんなことは知らないが 神様が現れるのは、私の生活と無縁なところから来るだろう。 そして私の生活に少しの間、居座るだろう。 この本は京都の12ヶ月の情景を詩とエッセイと写真で 織られた手軽な絵巻物だ。 詩の中にはひょこひょこと神さまが出てくる。 これは素直にまれびと(客人)として読んだらいいと思うのだけど、 このチョイスは京都という街を表現するのには確かにぴったりで、 京都が閉鎖的であるというよくある風説は まれびとへの欲求の裏返しでないかという感じもする。 エッセイ部分は、やや鼻につく言い回しもありつつ 落ちのないような着地も多いが、これはむしろ 詩を読ませるためのアミューズとしてはちょうどよかったかもしれない。 というより、本人を知りすぎているので正直書きづらいんだが、 そのあえて噛み砕かないで書いたような書きぶりというのは、 はっきり言って本人がぐらぐらと話している口ぶりと完全な相似形である。 そんな訳で、この本の読者となったならば、 軽く酒でも飲みながら読むのがちょうどよいということになる。

Posted by ブクログ

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