1,800円以上の注文で送料無料

歴史に語られた遺跡・遺物 認識と利用の系譜
  • 新品
  • 書籍
  • 書籍

歴史に語られた遺跡・遺物 認識と利用の系譜

桜井準也【著】

追加する に追加する

歴史に語られた遺跡・遺物 認識と利用の系譜

3,520

獲得ポイント32P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 慶應義塾大学出版会
発売年月日 2011/04/21
JAN 9784766418286

歴史に語られた遺跡・遺物

¥3,520

商品レビュー

4

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2023/08/11

古墳について調べていると、氷雨・火雨・貸椀などの名前や「昔火の雨が降った時に人が隠れた」という似た逸話がそこここで見られる。 古墳は形が残りやすく、石室も開口していることが多いからら、昔の人はそのような想像をしたのだろう…。 また滋賀県石山寺の創建に銅鐸が出てくる話では昔のお寺の...

古墳について調べていると、氷雨・火雨・貸椀などの名前や「昔火の雨が降った時に人が隠れた」という似た逸話がそこここで見られる。 古墳は形が残りやすく、石室も開口していることが多いからら、昔の人はそのような想像をしたのだろう…。 また滋賀県石山寺の創建に銅鐸が出てくる話では昔のお寺の鐘と認識されていた。奇妙な形だけど、寺院のものと認識ひていたのか…? 古墳や銅鐸、遺跡からでる出土品を昔の人はどのように認識していたのだろう?…という興味に答えてくれた一冊。 各地の氷雨・火雨塚に関する記録もまとめられている。(残念ながら貸椀塚については言及されなかった…) 時代によって古墳に対する認識や利用方法が変わってくること、祟りや信仰に発展したりしなかったり、江戸時代になると今でいうオタクが考察に走る…と様々。 各時代の記録伝承を読むだけでも興味深く楽しめた。 終章にあるよう、民俗学との関わりも重要になってくる分野。これは伝承好きな素人からしても面白そうだ! 今後、古墳巡りをする時は、古墳にまつわる伝承にも目を向けてみよう。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品