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小曽戸丈夫(著者), 小曽戸洋(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 鍬谷書店
発売年月日 2006/10/01
JAN 9784861290183

素問

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2012/08/22

後漢に成立した中国医学の最も重要な古典「黄帝内経素問」を日本語で通釈したもの、訓読ではなく、和訳しており、読みやすい。中国医学の世界を知るには良い書籍である。これを読む前に入門として『難経』を読んだ方が理解はすすむと思う。内容は、養生論(自然に従って生きる)、脈診(四季の脈、真臓...

後漢に成立した中国医学の最も重要な古典「黄帝内経素問」を日本語で通釈したもの、訓読ではなく、和訳しており、読みやすい。中国医学の世界を知るには良い書籍である。これを読む前に入門として『難経』を読んだ方が理解はすすむと思う。内容は、養生論(自然に従って生きる)、脈診(四季の脈、真臓の脈)、望診(顔色による診察)、病因論(寒熱燥湿、虚実、四季の風など)、病の各論(熱・痺・腰痛など)、鍼灸による治療(補瀉、湯薬はあまりない)、輸穴(ツボ)の位置、治療の禁忌、人体構造論などである。第六十六から第七十四のうち、散逸した2篇をのぞく七篇、通称「運気」七篇は、唐の注釈者、王氷が挿入したもので、金元医学に影響を与えたが、この翻訳には含まれていない。これはのちに中国医学がカレンダー医学に堕するような発想の萌芽があったと指摘されているが、「運気」七篇を除いた、他の篇にもカレンダー医学的な発想が皆無というわけではない。「死症」「不治」「〜日に死す」など、後漢の医学のレベルでは治せない病も多く、医学のもつ根源的な問題を考えさせられる。

Posted by ブクログ

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