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ムーミン谷の彗星 新装版 講談社文庫
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ムーミン谷の彗星 新装版 講談社文庫

トーベ・ヤンソン(著者), 下村隆一(訳者)

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ムーミン谷の彗星 新装版 講談社文庫

660

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商品詳細

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販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2011/04/14
JAN 9784062769327

ムーミン谷の彗星 新装版

¥660

商品レビュー

3.9

147件のお客様レビュー

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2026/06/23

漠然とした恐怖と噂でみんな右往左往して、結局彗星とは何だったんだって思ったけど、解説を読んで『彗星』が『戦争』のメタファーではないかと考えると感想が変わる。

Posted by ブクログ

2026/05/21

普段は穏やかで綺麗なムーミン谷が、灰に包まれ赤黒く照らされる。現実世界でおこれば超パニックだな。 登場人物の多くが捻くれ者。頼れるママパパスナフキンでも少しづつ短所が見え隠れして、完璧な人がいないのが心地よかった。 最初はちょっと鬱陶しいスニフが最後にはめっちゃ好きになってた。 ...

普段は穏やかで綺麗なムーミン谷が、灰に包まれ赤黒く照らされる。現実世界でおこれば超パニックだな。 登場人物の多くが捻くれ者。頼れるママパパスナフキンでも少しづつ短所が見え隠れして、完璧な人がいないのが心地よかった。 最初はちょっと鬱陶しいスニフが最後にはめっちゃ好きになってた。 本当に必要で大切なものについて考えさせられるシーンが多かった。真珠こねこルビーフライパン古びたズボンなど取捨選択の場面が多かったので。

Posted by ブクログ

2026/04/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

想像以上によかった。読み始めはザ・児童文学な文体で退屈かもと思ったけど、全然そんなことなかった。 物語のテンポがはやく、キャラクターたちは面白いし、セリフも冗長なところが全くない、風景描写も良い、世界観にほどよく驚きと共感があって、読者の社会と乖離しすぎないが、現実とは違うファンタジーを楽しむには十分、といった感じで、すべてのバランスがちょうど良い。 ムーミンを読むのははじめてだったけど、今も愛されている理由がわかった。愛着わいてしまう。 まずキャラクターから書くと、スニフがかなりウザい。なんだろう、ウザいという言葉がピッタリなんだよな…幼い見栄を固めたような感じで、嫌いじゃないけど、ウザいのは否定できない。口癖が「げろがでちゃう」ってどうなのと思ってたら、本当にげろして笑った。そのときの場の気まずさは面白かった。 今作でムーミンとスナフキンははじめて出会うわけだけど、この二人、なんか波長あってるな…というのがスニフのウザさで際立ってた。なんでムーミンはスニフとニコイチなんだろう? ムーミンの「彗星って、ほんとにひとりぼっちで、さびしいだろうなあ……」というつぶやきに対して、スナフキンの返しが「みんなにこわがられるようになると、あんなに、ひとりぼっちになってしまうのさ」という。彗星の気持ちを思って共有してるのはこの二人なのかよ、と思った。 ムーミンがスナフキンをムーミン谷に連れてきて、ママに紹介するとき、親友だって言ってて、あ!やっぱり!?となった。それを受け入れるスナフキンも良い。 というかムーミンはこの旅で親友と彼女を得ていておもしろい。 ママのおおらかさとか、パパの家長として頑張ってるけどちょっと抜けてる感じとか、なんか全部のキャラクターに愛着が湧いてくる。 ムーミン一家とスナフキン以外は、それぞれのキャラクターが、作者の周りにいる人間の個性や欠点を誇張して個性に昇華しているように見える。ニョロニョロなんて、自分の居場所に満足できず、かといって目指す場所もわからない社会人の概念だし。 あとユーモアのバランスもよくて、彗星が近づいてきて海が干上がっていって、その海の底を大きな歩幅で歩くために竹馬を使うとか、彗星の影響で突風が発生して、その風の強さをいきなり「風力5」とか言い出したのがおもしろかった。わかるけど突拍子もない感じのバランスがよい。 彗星が過ぎ去って、最後に海が帰ってくる描写はロマンチックだった。ムーミンとスナフキンが二人並んで海が満ちていく様子を見守るなんて… この話はムーミン谷に彗星が衝突するかもしれないというパニックものではあるんだけど、ムーミンたちがゆったりと構えていて、起きている出来事に、こうなるんだったらぼくたちはこうするよ、と自然な感じで対応しているので、ストレスは全くない。 実際に隕石が近づいてきたらどうなるのかは知らないけと、そこを飛ばさずに単純化して描写しており、それぞれのキャラクターがどんなふうに動くかという舞台装置になっている。 あと言うまでもないが、イラストがかわいい。日本の森とは違う空気や文化を感じる。 今作は作者がすごく時間をかけて書いて、なおかつ手直しを何回も入れたそうだけど、それだけあって読みやすくおもしろかったな。 シリーズどんどん読みたいな〜

Posted by ブクログ

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