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信濃村上一族 村上源五国清
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信濃村上一族 村上源五国清

志村平治(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 地方小出版流通センター
発売年月日 2011/04/05
JAN 9784903991528

信濃村上一族 村上源五国清

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2012/08/18

信濃に発祥した村上一族、上杉謙信・景勝二代の客将として信濃大名復活を夢見た村上国清。 村上義清ではなく、国清とはマイナーである。 国清は義清の子であるが、武田信玄に追われ越後に亡命したときに、上杉謙信の養子となり一門の山浦氏を継いだという。なぜ、山浦家を継いだのか疑問に思ってい...

信濃に発祥した村上一族、上杉謙信・景勝二代の客将として信濃大名復活を夢見た村上国清。 村上義清ではなく、国清とはマイナーである。 国清は義清の子であるが、武田信玄に追われ越後に亡命したときに、上杉謙信の養子となり一門の山浦氏を継いだという。なぜ、山浦家を継いだのか疑問に思っていたが、本書によると義清には、義利という後継者がいたためとしている。(義利は、のちに川中島の戦いで戦死)上杉家中では一門待遇であり、取次を勤めるなど厚遇されている。 謙信死後、御館の乱では、景勝側として活躍。本能寺の変後、海津城代として復帰を果たす。ところが、ここで歯車が狂う。信濃大名として復帰したと思った国清と、郡司(上杉家の代官)としての枠に留めようとした景勝。屋代秀正の謀反や国清の不手際をきっかけに、海津城代を罷免され越後に蟄居することになる。 のち、蟄居を許され小田原合戦に従軍。功により豊臣秀吉の直臣となったようである。その後、大名取り立て運動を行うものの運に恵まれず望みは叶わなかった。 先に、平山優著の「秀吉の野望」を読んだため解り易かった。なかなかの労作でありおススメである。

Posted by ブクログ

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