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発達障害に気づかない大人たち 職場編 祥伝社新書
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発達障害に気づかない大人たち 職場編 祥伝社新書

星野仁彦【著】

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発達障害に気づかない大人たち 職場編 祥伝社新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 祥伝社
発売年月日 2011/04/02
JAN 9784396112370

発達障害に気づかない大人たち 職場編

¥858

商品レビュー

3.4

31件のお客様レビュー

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2024/11/12

どんな人でも短所と長所があるが、発達のばらつきが大きい場合には特に、能力や適性と、職場や職務とのマッチングがとても重要になる。周囲の理解や配慮も必要。相互理解を深めて、誰もが働きがいをもてる職場環境を整えていくことが、社会の成熟なのかなと感じた。

Posted by ブクログ

2023/11/12

筆者の伝えたいことが分かりやすい1冊! (自分が発達障がいであることを認め、周囲の理解が必須。 日本ではまだまだ認知されてないから、もっと進んでほしい。) また、読んでいて、薬や生活リズムを崩さなければ、過ごしやすくなるし、自分はダメだと卑下する必要はない。 ストレスコーピング(...

筆者の伝えたいことが分かりやすい1冊! (自分が発達障がいであることを認め、周囲の理解が必須。 日本ではまだまだ認知されてないから、もっと進んでほしい。) また、読んでいて、薬や生活リズムを崩さなければ、過ごしやすくなるし、自分はダメだと卑下する必要はない。 ストレスコーピング(運動、趣味など)も大切

Posted by ブクログ

2023/03/03

ずっとそうではないかと疑惑のあった身内が発達障害と診断されたので、改めて発達障害の人の特性を知るため本書を手に取った。 本書では発達障害のなかでも、主にADHD(注意欠陥多動性障害)、広汎性発達障害…のうちのASD(自閉症)、のうちのAS(アスペルガー)(ADHD以外は現在名称...

ずっとそうではないかと疑惑のあった身内が発達障害と診断されたので、改めて発達障害の人の特性を知るため本書を手に取った。 本書では発達障害のなかでも、主にADHD(注意欠陥多動性障害)、広汎性発達障害…のうちのASD(自閉症)、のうちのAS(アスペルガー)(ADHD以外は現在名称が変わっている可能性があるが、今でも使われている)について焦点を当てている。 発達障害の人たちが日常生活の中で、そしてタイトルにもあるように、職場でどのように振る舞えばいいか、また周りの人たちはどのように接したらいいのかなどを、著者自身の失敗談・経験談・著者が診た患者さんたちの事例などを元にアドバイス。 そう、著者自身がADHDなのです。 客観的な視点から成るアドバイスと共に、星野流仕事術として、著者の経験から成るADHDとしてミスややらかしをしないようにこのように気をつけているとも、本書では紹介されている。 また、まだ診断を受けていないけど自分や身内が発達障害かも…?という方の参考にもなるチェックシートがついている。 発達障害は脳機能障害であり、人生設計などの対策を練ることができるよう、早めに診断を受けた方がいいらしい。 何よりも、本人や家族などの周囲が、発達障害のことをいい意味で受け入れること・認めることが大事とのこと。確かにこれは発達障害に限らず、どの障害・病気にも当てはまることだと思う。 しかし一生付き合っていく必要のある発達障害は、なおさら本人や周囲が自身の特性を受け止め、意識して行動することが、本人の人生のためにも必要なことだろう。 ただ発達障害当事者の中には、自分が発達障害であるかもしれないという疑念を露ほども抱いていないことが多いので(私の身内もそうだった)、本人自身が発達障害であることを認めるのが一番大変だろう… この本は、発達障害当事者が読むのはもちろん、私のような当事者に身近な人間が読むのにも適している本なので、ぜひ手に取って読んでみてほしい。 とても読みやすい構成になっているので。 最後に、本書が出版されたのは10年以上前であるが、本文中でいまだに精神医学・臨床心理etcの分野でも、大人の発達障害について学ぶ機会が少ないことを言及されている。 これは10年経った現在でもあまり改善されていない…気がする。 私自身、大人の発達障害について無知である(他の分野もそうだけども)。臨床心理の分野では、子どもに比重を置いた発達心理学については大学院で学ぶと思うのだが(発達心理学=発達障害についてではないです念のため)。身内に当事者がいて、発達障害かもしれないと思っていたが、はっきりとは分からなかったのだから… ケアされるべき現場ですらそうなのだから、まだまだ社会全体では大人の発達障害への認知度が少なく、発達障害当事者にとってかなり生きづらい社会だ。 また、とても正直な話、発達障害当事者の周りの人たちも、当事者と関わること自体苦になることがやはりある。 本書を読んで、発達障害の方々がどのようなことができて、できないのか(かなり個人差はあるが)、ざっくり知ることができたので、次はどうやったら発達障害当事者がもっと苦なく生きられるか、どうやって社会が(発達障害に関わらず、とも言いたい)受け入れていけるかを考えながら、他の書籍にもあたっていきたい。

Posted by ブクログ

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