商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 学芸出版社 |
発売年月日 | 2011/04/04 |
JAN | 9784761525101 |
- 書籍
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中心市街地活性化のツボ
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中心市街地活性化のツボ
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商品レビュー
3.3
4件のお客様レビュー
そもそも企業は生き残りの原理が最優先。まちづくりの視点は二の次。英国で中心市街地の活性化が成功しているのは、とどのつまりが郊外への大型商業施設の出店を原則ストップしたからというだけ。1部では消えゆく中心市街地の現状とその原因を順理成章に解き明かす。2部では1部のロジックを踏まえ日...
そもそも企業は生き残りの原理が最優先。まちづくりの視点は二の次。英国で中心市街地の活性化が成功しているのは、とどのつまりが郊外への大型商業施設の出店を原則ストップしたからというだけ。1部では消えゆく中心市街地の現状とその原因を順理成章に解き明かす。2部では1部のロジックを踏まえ日本の現在の状況下においても工夫と努力で活性化を果たした沢山の事例を紹介している。現状を嘆く前にまず行動。数々の元気な事例から一歩踏み出す勇気がもらえた。
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具体的な事例が書かれていてとても参考になる。大切なことは本質を捉えることで、それが理解できたら大きな街の活性化に発展できると思う。そういう勇気が出てくる、そう思わさせるのが本書の一番優れている点だ。
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図書館でタイトルで借りてきた。 書いてあることについて、まったく同感。しかし、中心市街地活性化法とか経済産業省と一緒につくってきた経験と、自分の個人的な自動車なし生活の経験から、自分の考えを整理してみる。 (1)中心市街地というと格好いいが、結局、商店街振興組合が結構保守...
図書館でタイトルで借りてきた。 書いてあることについて、まったく同感。しかし、中心市街地活性化法とか経済産業省と一緒につくってきた経験と、自分の個人的な自動車なし生活の経験から、自分の考えを整理してみる。 (1)中心市街地というと格好いいが、結局、商店街振興組合が結構保守的な票田でその票田が崩壊してきたので、政権党が政策にとりあげてきたのではないか。 (2)市民の生活の快適さ、便利さからというねっこの政策目的からいって、既存の商店街はなぜそこまで税金をつかって活性化しなければいけないのか。 (3)むしろ、高齢者の買い物難民化に対応するという政策目的からは、既存商店街の活性化は一つの方策で、例えば、移動販売店とか、宅配サービス(ゼブンイレブンが試行している)などの方策も大事な方策の一つではないか。 (4)都市計画の観点から、郊外店舗について無秩序に立地させることは、無駄な道路などの無駄な公共事業、自然や景観の破壊、低炭素などの観点からは望ましくないが、既存の商店街をつぶすからいけないとはいえないのではないか。市民にとってどっちがいいサービスを提供するかだと言ったら冷たいか。それば、ビジネスとビジネスとの戦いではないか。 自分も中活法をつくった手前、自動車をうっぱらって(本当は本代がかさんで自動車が維持できないくなった)、歩いて買い物をしている。先週、新しいキャノンのプリンターを買ったら、プリンターとパソコンをつなぐケーブルがついていない。 さすが、利にさといキャノン。経費削減に徹底しているなと思って、近所の電気屋2けんをまわったら、1けんは、日曜日なのに休み、1けんは、「うちはパソコンやってません」。「はあ?」 こんなビジネスでもうかるわけない。結局、ネットで全部買うことになる。 そこで、あえて過激に私の中心市街地活性化のつぼを提案したい。 (1)利益が経常的にあがるビジネスをすること。その知恵、努力をすること。近くで残っている小さな本屋は無償で雑誌を配達してくれる。だからみんな大事にするし、こちらも助かる。 (2)人に頼らないこと。特に、補助金のようなコストのかからないお金にたよらないこと。これは反省も含めているが、ハードに補助して大きなものをつくってもだめ、運営費補助みたいなのも、運営費補助がなくなったら、それで赤字になるのでだめ。かえって、赤字体質をつくる。 (3)自分でもうかるビジネスができないなら、「よそもの、ばかもの、わかもの」に建物を貸すこと。この本にはあまり書いてないが、山崎さんのコミュニティビジネスとか都市計画系の本では、学生とかよそのものの話がよくでてくる。コンバージョンしてアートとかいいんじゃないか。 どうでしょう。とにかく、中心市街地活性化は、なんのために活性化する必要があるのか、というねっこから考えてみたいと思う。
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