パン屋の歩き方 毎日がちょっとハッピーになる

ウインドチャイムブックス【編】

• 販売会社／発売会社: メディアパル
• 発売年月日: 2011/03/31
• JAN: 9784896101102

商品レビュー

2011/08/10

おなかいっぱいになるくらい、本書のようなパン屋案内本を読んでいる。やめられない。楽しくて仕方ないから。

そのおかげもあって、自分なりのパン屋の選び方もできてきた。

まずは、それぞれのパン屋が得意としているパンを知ることが大切だ、ということもわかってきた。パンにはたくさんの種類があるからだ。
　・ハード（フランスパン、ドイツパン）
　・食パン
　・ヴィエノワズリー（ﾃﾞﾆｯｼｭやｸﾛﾜｯｻﾝなど）
　・菓子パン（ｸﾘｰﾑﾊﾟﾝ、ﾒﾛﾝﾊﾟﾝ、あんぱんなど）
　・調理パン

この本を見れば、その店の売れ筋商品とおすすめ商品がわかる。すべてが得意で、みんな揃えているという店は意外とない。皆無ではなく、豊富な品揃えの店ももちろんあるのだが、すべて標準以上の美味しさとはなかなかいかないと思う。

たとえば、最近はまったクロワッサン・ダマンド。これに関しては、本格的なパン屋やパティスリーのものが断然美味しい。２００円以下で売っているものは、だいたいが貧弱で味にリッチ感がない。

だから、私は食べたいパンが決まったら、それを得意としている店に行くことにしている。
ただし、ハード系のパンが食べたいときは、コロッケパンやカツサンドは諦めなければいけない。ハード系のパンを売りものにしている店は、調理パンやサンドウィッチ、それに昔ながらの菓子パンを扱っていないところも多いからだ。
逆に、調理パン、サンドウィッチ、菓子パンを食べたいときには、本格ハード系のパンは諦める。

そんなわけで、今では自分のお気に入りのパン屋を８店くらいに絞り、あっちで買ったりこっちで買ったりしている。
それと、時々利用しているところでデパ地下のパン屋がとても便利でいい。有名店が一堂に集まっているからとても便利で、数個ずつを別々の店で買うのが楽しい。