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戦国大名武田氏の権力構造
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戦国大名武田氏の権力構造

丸島和洋【著】

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戦国大名武田氏の権力構造

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 思文閣出版
発売年月日 2011/02/01
JAN 9784784215539

戦国大名武田氏の権力構造

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2013/02/03

序 章 戦国大名研究の現状と本書の視角 第一部 戦国大名間外交と取次 第一章 武田氏の対上杉氏外交と取次 第二章 武田氏の対佐竹氏外交と取次 第三章 武田氏の外交取次とその構成 第四章 大名間外交と「手筋」論 第五章 取次の書状作成過程 第六章 取次の独断ー島津氏の...

序 章 戦国大名研究の現状と本書の視角 第一部 戦国大名間外交と取次 第一章 武田氏の対上杉氏外交と取次 第二章 武田氏の対佐竹氏外交と取次 第三章 武田氏の外交取次とその構成 第四章 大名間外交と「手筋」論 第五章 取次の書状作成過程 第六章 取次の独断ー島津氏の事例から 第七章 取次給の宛行 第二部 大名家中の権力構造と領域支配 第八章 武田氏の領域支配と郡司     ー信州国諏方郡支配を事例として 第九章 武田氏の領域支配と取次     -奉書式朱印状の奉書をめぐって 第一○章 武田家臣三枝氏の家意識とその変遷 第一一章 武田氏の一門と領域支配 第一二章 室町~戦国期の武田氏権力      -守護職の評価をめぐって 終 章 戦国大名武田氏権力の特質と構造 2011年の刊。 久しぶりに読んだ専門書である。目次をみても ずしりと重い。 昔、読んだ本(柴辻俊六「戦国大名領の研究  甲斐武田氏領の展開」、笹本正治「戦国大名武田 氏の信濃支配」)のかすかな記憶と比べると、 いろいろ研究が進んだことがわかり面白い。 第1部では、取次をテーマとしている。武田氏に おいては他大名との外交取次において一門・宿老 と側近の組み合わせで構成されている場合が多い という。取次論自体も面白いが対上杉、対佐竹外 交や越相同盟に対する理解を深める事が出来たの が良かった。 第2部では、武田氏の領域支配がテーマとなって いる。諏方郡司や一門の役割などが解り面白い。 普段は一般書を読むことが多いが、専門書を読む ことにより研究の成果を踏まえることが出来て楽 しい。武田氏の外交や領国支配を知るうえでおス スメの1冊である。

Posted by ブクログ

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