商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2011/02/25 |
JAN | 9784120041976 |
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刑事さん、さようなら
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商品レビュー
3.4
24件のお客様レビュー
埼玉県警の刑事・須貝は数日前に結婚をほのめかしていた部下が亡くなった際、自殺として処理されるも、事件性と女の影を感じていた。一方、施設で育てられ焼肉店に住み込みで働くヨシオは、憧れていた夕実が体調を崩し隣に済む事になり、献身的に看病をする。あるフリーライターの死をきっかけに、2人...
埼玉県警の刑事・須貝は数日前に結婚をほのめかしていた部下が亡くなった際、自殺として処理されるも、事件性と女の影を感じていた。一方、施設で育てられ焼肉店に住み込みで働くヨシオは、憧れていた夕実が体調を崩し隣に済む事になり、献身的に看病をする。あるフリーライターの死をきっかけに、2人の線が交錯するが・・・ ヨシオの純粋さと執念、そしてタイトルのセリフにはぞくっとくる。悪気がないように感じられる須貝と、純粋さゆえに悪意を持たないヨシオの対比が面白かった。
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続きが気になって、どんどん読めた。交互に描かれている2つのストーリーが繋がるところも面白いし、結末や犯人や動機も、意外で面白かった。 ただ、後味が・・あまりよくないというか、ちょっとモヤモヤが残るかな。まさにタイトルの通りってことか。
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*「結婚したい女ができた」と明かした数日後、警官が自宅で首を吊った。その二日後、河原で風俗ライターの死体が見つかる。後輩の自殺に疑問を抱き独自に聞き込みを続けていた警部補・須貝は、二つの不審死をつなぐ“女A”の存在に行き着くのだが―。「善人の罪科」と「悪人の正義」が交錯する、美しくも哀しき愛の物語* 再読。会話の部分が多く、登場人物はそれぞれ人間臭く 、全体的に牧歌的な雰囲気さえ漂う。二つの物語が徐々に交差する過程、衝撃の結末、にも関わらず淡々と続く日常・・・やられました。なんとも言えない余韻がじわりじわりと押し寄せます。
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