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罪深な献身 親友の妻は危険な美獣である フランス書院文庫
764円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | フランス書院 |
発売年月日 | 2011/02/25 |
JAN | 9784829617724 |
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罪深な献身
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罪深な献身
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好対照な幼馴染み姉妹との過去と現在、そして未来
犬飼誘惑作品の第2作。一言で言えば寝取りである。同級生にして幼馴染みのヒロインとは恋仲だったのにいつしか疎遠に。7年経って思わぬ再会を果たした時には既に人妻、それも(これまた)幼馴染み同然の男の元に嫁いでいたという基本設定である。 百合香:主人公の同級生&幼馴染み。清楚で貞...
犬飼誘惑作品の第2作。一言で言えば寝取りである。同級生にして幼馴染みのヒロインとは恋仲だったのにいつしか疎遠に。7年経って思わぬ再会を果たした時には既に人妻、それも(これまた)幼馴染み同然の男の元に嫁いでいたという基本設定である。 百合香:主人公の同級生&幼馴染み。清楚で貞淑な25歳の人妻 蘭子:百合香の姉。奔放で妖艶な華やかさのある27歳の人妻。夫は単身赴任中 百合香との「過ち」を後悔する主人公の悶々とした心情が随所に描かれる前半の癒し役として出てくる蘭子だが、幼少期からお姉さん的存在だった設定を活かした蘭子優位の誘惑が魅力を放っている。37歳の夫が淡泊で年齢的にも物足りないというのは、さらに年上の読み手であれば複雑な心境に叩き込まれるものもあるが、欲求を持て余していたところに以前からの仄かな愛情が加味された蘭子の心情描写は良かったと思う。主人公の筆下ろし役も務めたことで、夫がありながら想いが傾き、本命(百合香)からの心変わりを期待し、画策する蘭子である。 一方、主人公との再会から想いが噴出した百合香であるが、既に夫のある身と逡巡を繰り返すところに蘭子とは正反対の流れをつくっている。主人公も想いは百合香にあるし、蘭子で“経験済み”とあって迫るような行動を見せる。揺れ動く心情と体の許し方に絶妙な関連を持たせて徐々に開いていくところに可憐さと艶っぽさが同居していた思う。次第に想いが募っていくのにやっぱりダメ、でも……みたいな心境が遂に決壊するギャップも良かった。 お互いが夫のことを慮りながらも夫に無いものを見出して主人公を独占したい想いに駆られていくのだが、最終的には、まぁ、姉妹だし、ということで修羅場ともならず妥結していく流れである。ここでも蘭子の主導で、挑発に乗せられる形の百合香となるが、これもまた微妙で絶妙な姉心と見ることもできよう。最後に姉妹揃ってお尻まで捧げるのは(蘭子はともかく)百合香のキャラには不似合いなので好みが分かれるかもしれない。不意にお尻を責められてたじろぐ蘭子は可愛かったが。 あと、姉妹がそれぞれ夫と電話で会話するシーンがあるが、それぞれがフツーに会話していない(させてもらえない)のはお約束。2人の性格に見合った変化がつけられている。一応、星4つとさせていただいたが、限りなく星5つの内容としたい。
DSK