商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2011/02/28 |
JAN | 9784087713916 |
- 書籍
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トロンプルイユの星
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トロンプルイユの星
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商品レビュー
2.9
44件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
気がついたら自分の身の回りのもの、人、それに付随する記憶がなくなってゆく。確固たるものは何か?すべては自分の勘違い? 久坂さんの誘いかたが素敵で台詞回しは伊坂幸太郎さんみたいで好き。 「そりゃ俺だって」彼は笑った。 「一応生きているんだから。いろんなことを考えて一生懸命生きている」p35 久坂さんと藤田さんの関係については予想がついたものの、はっきりとしないラスト。坂本さん=久坂さんであれば良いと思った。なんどでも届くまで星に手を伸ばす人のお話。こういうふんわりとしてるけど、暖かみのあるお話は結構好みなので嬉しかった。クリームソーダ飲みたい。
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イベント事務所で働くサトミのまわりで、異変が起きはじめていた。次々とひとやものが消えていき、最初から「なかった」ことになっていく。机のなかのハッカ飴、採用されたアルバイト、進めていたプロジェクト…。そんな時、同僚の久坂さんが、原因は自分にあると語りだす。彼もまた、失われ続ける世界...
イベント事務所で働くサトミのまわりで、異変が起きはじめていた。次々とひとやものが消えていき、最初から「なかった」ことになっていく。机のなかのハッカ飴、採用されたアルバイト、進めていたプロジェクト…。そんな時、同僚の久坂さんが、原因は自分にあると語りだす。彼もまた、失われ続ける世界のなかで、傷つきながら生きていた。第34回えんため大賞受賞作。
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久しぶりの日本の作品で、読みやすく表現がすんなり頭に入ってきてサッパリ読めました。現実的な毎日に「物や人がすり変わっていく」非現実的なストーリーが混ざり合うプチ恋愛小説。爽やかな感じです。交差点が見えるお店や、星空鑑賞ピザ、私もやってみようと思うくらい惹かれました。ただラストが少...
久しぶりの日本の作品で、読みやすく表現がすんなり頭に入ってきてサッパリ読めました。現実的な毎日に「物や人がすり変わっていく」非現実的なストーリーが混ざり合うプチ恋愛小説。爽やかな感じです。交差点が見えるお店や、星空鑑賞ピザ、私もやってみようと思うくらい惹かれました。ただラストが少し残念だったので星3つ。
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