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江戸の思想史 人物・方法・連環 中公新書
946円
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2011/02/25 |
JAN | 9784121020970 |
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江戸の思想史
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江戸の思想史
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商品レビュー
3.8
17件のお客様レビュー
江戸時代の思想史に関する話題をいくつかの分野ごとに解説した書籍です。各話題については、細かいことは記されていませんが国学や儒学など多くの話題の要点に触れることができます。また、天理教など思想史系の本ではあまり触れられることのない江戸の新宗教についても解説がされており、重宝します ...
江戸時代の思想史に関する話題をいくつかの分野ごとに解説した書籍です。各話題については、細かいことは記されていませんが国学や儒学など多くの話題の要点に触れることができます。また、天理教など思想史系の本ではあまり触れられることのない江戸の新宗教についても解説がされており、重宝します 【こんな人におすすめ】 江戸の思想について広く浅く学びたい人
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<人と人との繋がり>という現代人にも通じる問題意識に共通基盤を見出し、その連続性を解き明かそうとする試み。近世→近代→現代の各々に、断絶があるのか、連続性があるのかは議論が分かれるし、決着のつかないテーマだろうが、どうやら最近は連続性に着目するのがブームのようである。 内容的には...
<人と人との繋がり>という現代人にも通じる問題意識に共通基盤を見出し、その連続性を解き明かそうとする試み。近世→近代→現代の各々に、断絶があるのか、連続性があるのかは議論が分かれるし、決着のつかないテーマだろうが、どうやら最近は連続性に着目するのがブームのようである。 内容的には序章+12章というかなり細かい章立てとなっており、網羅性があり概観するには優れているものの、その分個々の記述にはどうしても物足りなさが残る。本書から興味をもったテーマや思想内容を深堀していくしかないだろう。 日本はこれから成長する事は望めず、人口減少と共に停滞するのは明らかである。だからと言って、平和で豊かな社会を築く事は不可能ではなく、そういう意味では江戸の思想史から学ぶべき点は多いのかもしれない。ただし、江戸と令和の違いは「鎖国」の有無であり、外国との交際は避けては通れない。またIT社会の進展により<人と人との繋がり>は流動性が高まり、質的に大きく変化もしている。よって、これらの差異を見据えた上での令和の思想構築が求められていくのかもしれない。
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#再読 #実家に送ってた本シリーズ 本文だけだと山川倫理の引用文多い版の域を免れない印象もあるし、記述の中で著者が自ら再論にあたっての作戦を貫徹できた印象もあまりない。ただし、著者が漠然とながら「江戸という、人同士が長い期間で共在し始めた時代において、ひとびとが人の関係を捨てな...
#再読 #実家に送ってた本シリーズ 本文だけだと山川倫理の引用文多い版の域を免れない印象もあるし、記述の中で著者が自ら再論にあたっての作戦を貫徹できた印象もあまりない。ただし、著者が漠然とながら「江戸という、人同士が長い期間で共在し始めた時代において、ひとびとが人の関係を捨てない新しい思想を求めようとしていたのではないか」という直感がなんとなく潜在しているような印象は受けた。そのような観点から見直すと、江戸の儒学者は、シカゴ派社会学の誕生がシカゴのスプロール化に抗するものであったことに似たような発生過程を経ていたと言い直せるのかもしれない。儒学の都市化とでもいうか。
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