商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 第二海援隊 |
発売年月日 | 2011/02/25 |
JAN | 9784863351271 |
- 書籍
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2012年の大逆転
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震災後に異常な円高となり、今までの最高記録を塗り替えました。それは投機的なものだったと理解しているのですが、それが一段落した後も円高が続いているようです。 いずれは円安になってしまうので一部の資産は円以外のものを持つべきだと思っていましたが、そうこうしているうちに20年近くが...
震災後に異常な円高となり、今までの最高記録を塗り替えました。それは投機的なものだったと理解しているのですが、それが一段落した後も円高が続いているようです。 いずれは円安になってしまうので一部の資産は円以外のものを持つべきだと思っていましたが、そうこうしているうちに20年近くが経過したような気がします。 少なくとも、本書の著者である浅井氏は、1994年ころから(私が結婚したころ)言い続けています。 1ドル=30円になってもおかしくないと主張している人がいる中で、毎年のように「最後の円高のチャンス」と言い続けている浅井氏の主張も読んでみようと思い手にしてみました。 以下は気になったポイントです。 ・2010年に円高が進んだのは、日本の経済力が強くなったというよりも、「世界通貨安競争」に日本が敗れたから、アメリカやドイツは輸出を伸ばすことで経済を回復させようとしている(p32) ・ここ2~3年以内に、株価も為替もトレンドが大転換する、現在の「株安・円高・デフレ」から「株高・円安・インフレ」となる(p36) ・金の本質的価値は変わらないので、金貨価格が高騰するとは、その分、通貨の価値が下落したことを意味する(p78) ・食料をめぐる4つの争奪戦とは、1)人口増加による国家間、2)途上国発展による人間と家畜、3)バイオエタノールによる食糧とエネルギー、4)土地資源開発による、工業と農業との争奪戦である(p89) ・いまや食糧取引の98%が先物などのデリバティブである、商品市場は金融市場と完全に一体化した(p96) ・2006年から2008年にかけてシカゴでの穀物相場が4倍にもなったが、円高とデフレ、政府による一括購入により、日本での小売価格があまり上がらない(p99) ・世界最強のアメリカ軍の強さは、兵器や戦略以外に外せない要素として、「情報収集・分析」がある(p127) ・アメリカの核攻撃に対する攻撃司令部は、ネブラスカ州オマハにある、それ以外にも世界中にあり、日本では横田基地内部、横須賀基地など(p133) ・情報を効率よく伝えるには、ストーリーが必要、さらに人生において重要なのは、トレンドを読むこと(p158) ・ジンバブエは、ムカベ大統領の独裁と政治腐敗、欧米からの経済制裁、2年連続の旱魃が重なってハイパーインフレとなった、2008年には年率2億3000万%となった(p176) ・ジンバブエは3回でのみしたがインフレは止められなかった、自国通貨を廃棄して米ドル流通を認めることでインフレは収束した(p182) ・ハイパーインフレで資産を守れた人は、1)海外に資産を持っていた人、2)国内に米ドル現金を持っていた人(p184) ・砂岩(タイトサンド)から石油を取り出す技術の開発がアメリカで進んでいるが、これが実用化されれば数年で原油生産量が急増する可能性がある、するとドルの基軸通貨は維持できる(p218) ・日露戦争でロシアのバルティック艦隊に勝つために日本側が行った準備として、旗艦三笠からすべての戦艦、巡洋艦、駆逐艦まで最新鋭をそろえて、高速航行ができるようにした(p242) ・全資産の80%を外貨建てにするのがベスト、米ドルとニュージーランドドルが半々、現金で多く持つのではなく、ヘッジファンドを活用(p248、254) 2011/6/20作成
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