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ドロボー公務員 日本を喰い物にする優雅な特権階級 ベスト新書
775円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ベストセラーズ |
発売年月日 | 2011/02/10 |
JAN | 9784584123171 |
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ドロボー公務員
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ドロボー公務員
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商品レビュー
1.3
3件のお客様レビュー
公務員の堕落ぶりを告発したよくある本。官公労組の選挙支援が驚愕で新鮮だった、しかし公務員って本当に権利に守られていますね。羨ましいやら腹が立つやら。星3つ
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
無能な上に高給を取っている公務員を批判する、という趣旨の本ですが、実態は著者の前著『公務員の異常な世界』の改悪版。以下、その所以を列挙する。 1.あらゆる公務員が一括り 著者は「公務員」を十把一絡げに捉えている。職種では行政、教育、公安、消防、自衛官、雇用形態では正規、派遣、パートタイマーがみな、ことごとく。 行政職も一括りして捉えるのが乱暴なのは、言うまでもないこと。中央省庁の事務次官クラスから、小さな村役場の窓口の職員までピンからキリだというのに… それをみんながみんな、「ロクな仕事もせず、高給を取っている」と言うのは悪質なレッテル貼り。 2. 恣意的なデータの扱い方 著者は自分に都合のいい情報は鵜呑みにするのに、都合の悪い情報は「カラクリがある」と歯牙にも掛けず。その例はこのように(http://www.dir.co.jp/souken/research/report/capital-mkt/capmkt/05093001capmkt.pdf)、日本はOECD諸国中、公務員給与も公務員数も低水準というデータが出ているのに、都合が悪いからか、「カラクリがある。信用できない」と歯牙にもかけません。なら、データのどこがおかしいのか、臆測によってではなく、根拠のある方法で批判すればいいのに。 この態度は、「内閣府によると、公務員の平均給与は1001万円だ!」という著者の主張にも見える。実はこのデータは特別公務員(各自治体の首長、国会や地方の議員)まで含めてのもの。しかも、この数値は諸手当を含めたもので、税金や控除分は引く前の額である。 そして、一方で雇用形態に関わらず、公的機関から給料を受け取った人全員、917万人全員を公務員扱いするという、トンデモ解釈をしている。 「公務員の平均給与」というデータを出すのだったら、この917万人の平均給与を計算しないことには、恣意的と言われても仕方ないと思う。計算していない(できない)ので何とも言えませんが、非常勤やパートを含めれば、首長や議員を含めても1001万円という数値にはならないはず。 3. 暴言 「独身手当」など不可解な部分を批判するのは、まだ真っ当だと思います。著者の前著にもあったが、給食調理師、市営バス運転手、学童擁護員(緑のおばさん)の一部の年収1000万円前後なのはもらい過ぎだ、というのもわかる。 だが、この本にはどうしても見過ごせない暴言がある。それは、この本の最後の項の「公務員の選挙権を剥奪すべき」という趣旨の記述。いくら公務員が憎いからといって、憲法15条3項に認められる普通選挙の精神を平然と(恐らく確信犯)踏みにじる発言には辟易した。 公務員の中に、大した仕事もせず、不相応の高給を取っている者や、私腹を肥やしている者、態度が横柄な者が一定数存在することは私も否定しない。それを是正したいのであれば、こんな劣悪な害意剥き出しの方法でではなく、正確で客観的なデータに基づく冷静な方法でこの問題を論ずるべきだと思います。このようなやり方は、批判する側にとっても、される側にとっても、何ら建設的ではない。 私が公務員志望者であるということを差し引いても、悪書だと思う。著者は昨年の参院選で、みんなの党から出馬しましたが、「脱官僚」を謳う同党の足をも引っ張っている。 【参考】 日本国憲法15条 3.公務員の選挙については、成年者による普通選挙を保障する。
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一部阿久根市の状況も記述されているものの、公務員とひとくくりにされてしまう職業を一面だけを紹介しているに過ぎず、あまり参考になるものではなかった。
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