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人形遣いの影盗み ミステリ・フロンティア
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2011/02/14 |
JAN | 9784488017668 |
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人形遣いの影盗み
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人形遣いの影盗み
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商品レビュー
3.8
27件のお客様レビュー
明治を舞台に、美貌の天才絵師と弱小雑誌記者が事件を解決するシリーズ第3弾。 今回は、前作と違って全て高広&礼が活躍する短編5編。 ひたすら高広に謎解きをせがみ、高広の有能ぶりをドヤ顔でアピールする礼と、嫌々ながら探偵役をつとめる高広。仲の良い2人の関係が微笑ましくて面白い。 ...
明治を舞台に、美貌の天才絵師と弱小雑誌記者が事件を解決するシリーズ第3弾。 今回は、前作と違って全て高広&礼が活躍する短編5編。 ひたすら高広に謎解きをせがみ、高広の有能ぶりをドヤ顔でアピールする礼と、嫌々ながら探偵役をつとめる高広。仲の良い2人の関係が微笑ましくて面白い。 このシリーズは、親子だったり兄弟だったり友達だったり、人情の機微みたいなものがうまく描かれている。その関係はおおむね温かいんだけど、どこかほろ苦さを感じさせる。少し痛みをともなうラストは、綺麗事ではすまない現実を伝えている。 それにしても…最近もう礼はワトスンですらなくなって、ただの観客と化している気がする…。そして高広は、内田康夫さんのシリーズに出てくる浅見光彦と被ってきたような…。
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美しい世界を夢見る人よ。 〈帝都探偵絵図〉シリーズ第三作。高広と礼のコンビは絶好調。怪盗ロータスも再登場。佐野も編集長も里見大臣も元気。そして、今日もこの世界は切なく、優しい。 「びいどろ池の月」語りは、礼でも高広でもなく、芸者の花竜。びいだまの沈む池のほとりで、思いめぐらす...
美しい世界を夢見る人よ。 〈帝都探偵絵図〉シリーズ第三作。高広と礼のコンビは絶好調。怪盗ロータスも再登場。佐野も編集長も里見大臣も元気。そして、今日もこの世界は切なく、優しい。 「びいどろ池の月」語りは、礼でも高広でもなく、芸者の花竜。びいだまの沈む池のほとりで、思いめぐらす花竜が、最後に出した結論は。もしかして、この作家さんは泉鏡花だろうか。一巻の小川未明みたいな、こういうさりげない登場が好きだ。 「永遠の休暇」大切だから、手を離す。その決断を誰がどう言おうとも。高広と礼が辿りついた真相は、優しくて、とても厳しい。二人もまた、好きなものを好きと言いながら、近くに居られる状態にあり、しかしそれが永遠だとは思っていないだろう。この世界は期限付きなのだ。決断をするまでは。 「人形遣いの影盗み」怪盗ロータスの再登場。正しい道を選ぼうとする人。なぜロータスが協力したのか。安西検事とロータスの関係は? 新たな謎も生まれつつ、影絵のイメージがなんとも不思議な雰囲気を漂わせる。『人魚は空に還る』収録の「怪盗ロータス」同様、ラストは何十年か経った未来で、今回は無影灯の話が。
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