1,800円以上の注文で送料無料

人形遣いの影盗み ミステリ・フロンティア
  • 新品
  • 書籍
  • 書籍

人形遣いの影盗み ミステリ・フロンティア

三木笙子【著】

追加する に追加する

人形遣いの影盗み ミステリ・フロンティア

1,760

獲得ポイント16P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2011/02/14
JAN 9784488017668

人形遣いの影盗み

¥1,760

商品レビュー

3.8

27件のお客様レビュー

レビューを投稿

2018/09/29

明治を舞台に、美貌の天才絵師と弱小雑誌記者が事件を解決するシリーズ第3弾。 今回は、前作と違って全て高広&礼が活躍する短編5編。 ひたすら高広に謎解きをせがみ、高広の有能ぶりをドヤ顔でアピールする礼と、嫌々ながら探偵役をつとめる高広。仲の良い2人の関係が微笑ましくて面白い。 ...

明治を舞台に、美貌の天才絵師と弱小雑誌記者が事件を解決するシリーズ第3弾。 今回は、前作と違って全て高広&礼が活躍する短編5編。 ひたすら高広に謎解きをせがみ、高広の有能ぶりをドヤ顔でアピールする礼と、嫌々ながら探偵役をつとめる高広。仲の良い2人の関係が微笑ましくて面白い。 このシリーズは、親子だったり兄弟だったり友達だったり、人情の機微みたいなものがうまく描かれている。その関係はおおむね温かいんだけど、どこかほろ苦さを感じさせる。少し痛みをともなうラストは、綺麗事ではすまない現実を伝えている。 それにしても…最近もう礼はワトスンですらなくなって、ただの観客と化している気がする…。そして高広は、内田康夫さんのシリーズに出てくる浅見光彦と被ってきたような…。

Posted by ブクログ

2016/11/13

美しい世界を夢見る人よ。 〈帝都探偵絵図〉シリーズ第三作。高広と礼のコンビは絶好調。怪盗ロータスも再登場。佐野も編集長も里見大臣も元気。そして、今日もこの世界は切なく、優しい。 「びいどろ池の月」語りは、礼でも高広でもなく、芸者の花竜。びいだまの沈む池のほとりで、思いめぐらす...

美しい世界を夢見る人よ。 〈帝都探偵絵図〉シリーズ第三作。高広と礼のコンビは絶好調。怪盗ロータスも再登場。佐野も編集長も里見大臣も元気。そして、今日もこの世界は切なく、優しい。 「びいどろ池の月」語りは、礼でも高広でもなく、芸者の花竜。びいだまの沈む池のほとりで、思いめぐらす花竜が、最後に出した結論は。もしかして、この作家さんは泉鏡花だろうか。一巻の小川未明みたいな、こういうさりげない登場が好きだ。 「永遠の休暇」大切だから、手を離す。その決断を誰がどう言おうとも。高広と礼が辿りついた真相は、優しくて、とても厳しい。二人もまた、好きなものを好きと言いながら、近くに居られる状態にあり、しかしそれが永遠だとは思っていないだろう。この世界は期限付きなのだ。決断をするまでは。 「人形遣いの影盗み」怪盗ロータスの再登場。正しい道を選ぼうとする人。なぜロータスが協力したのか。安西検事とロータスの関係は? 新たな謎も生まれつつ、影絵のイメージがなんとも不思議な雰囲気を漂わせる。『人魚は空に還る』収録の「怪盗ロータス」同様、ラストは何十年か経った未来で、今回は無影灯の話が。

Posted by ブクログ

2015/02/06

感想はブログにて。 http://croco.blog14.fc2.com/blog-entry-210.html

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品