ラオ教授の「幸福論」 人生に「いいこと」が次々と起こる35の法則

スリクマー・S.ラオ【著】, 古川奈々子【訳】

• 販売会社／発売会社: マグロウヒルエデュケーション/日本経済新聞出版社
• 発売年月日: 2011/01/25
• JAN: 9784532605117

商品レビュー

2019/05/31

11/3/29

techanさん、おはようございます。AGORIA事務局です。
AGORIAより「DN」〜ディリー・ニュース〜を平日にお届け致しております。

――――――――――――――――――[2011. 03. 29/Tue]―――
★ 人生を変えよう！！
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特別な日に「今日から人生を変えよう」と、悪しき習慣を正す決心が長続きしな
いのは何故なのでしょう？

【コロンビア大学超人気講座：ラオ教授の「幸福論」】スリクマー・S・ラオ著
が、この問いに答えています。氏は、ビジネススクールで「成功を追わない」事
を教える異色の教授。

その理由とは、意志の力で無理に行動を変えると、自分自身を傷付けてしまい成
功しない確率が高まる為。

意志が強く新しい行動にのめり込むタイプの人は、副作用に悩まされる事が多く
なると言います。例えば、禁煙を決心すると、食べ過ぎて太ってしまい、今度は
過激なダイエットを始めて不機嫌になり、家族との関係も悪くなるといった具合。

教授は、心の奥底にある考え方を変えていく事で別人になり、自然に行動を変え
る為の発想の転換を促すコツを紹介。

冒頭、プラス思考の功罪を解説。プラス思考には、さまざまな効果がある一方
で、マイナス思考を拒絶する余り、マイナス思考に目を向けない／マイナス思
考を恐れる事にエネルギーを使ってしまい、ストレス反応を引き起こす難点が。

その根底にあるのは、障害に対し「望ましくない」というラベルを貼ること。
この「望ましくない」に対して、何とか良い面を見つけようとするのがプラス
思考。教授がアドバイスするのは、ラベリングを辞めてしまう事。

より素晴らしい方法として、強い「レジリアンス」を挙げます。これは、逆境
からの回復能力の意味。

赤ちゃんが歩き方を学ぶ様子を見ると、失敗しても何度も繰り返すもの。赤ち
ゃんは、それを悩んだり、自己嫌悪に陥ったり、言い訳しません。

また、レジリアンスには、ダルマの様に、どんなに倒しても、すぐ立ち直る姿
が重なります。そのダルマからは、立ち上がる時間すら無駄であり、それが不
快な時間であるならば、その時間を短くするか無くしてしまうべきという対処
法を汲み取ります。

そして最後に、自分自身の目撃者になろうとアドバイス。

怒り・怯え・嫉妬・強い否定的感情が生じたら、透明な存在になって、自分の
行動を「良い」「悪い」と評価せず、冷静に観察しようと言います。

人生は一人旅。旅を終えるまでの間、さまざまな旅の仲間に会い、脇道に逸れ、
たくさんの小旅行も。「この旅は、自分をどこへ連れて行くのだろうか？」とい
った質問を繰り返す事で、少しずつ重大な変化が生じるとも。

さて、人生を変える決意を継続させるには、どの様な方法が効果的と考えますか？

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◆ソース◆
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【コロンビア大学超人気講座　ラオ教授の「幸福論」：
人生に「いいことが」次々と起こる35の法則】
スリクマー・S・ラオ(著)、古川 奈々子(訳)
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2014/04/12

やりがいのある目的に向かって自分はベストを尽くしているのだと考えて、心安らかにしていれば、その仕事自体があなたを幸せにしてくれる。
幸福になるために何も手にいえっる必要はないし、何もする必要はない。

2012/05/02

感情をコントロールし、自分の状態を保つ技法について述べた本。
ひとつひとつの技法に具体的な実践法も提示されているので、とても使いやすい。