商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | PHP研究所 |
発売年月日 | 2011/01/17 |
JAN | 9784569675954 |
- 書籍
- 文庫
雲の上の青い空
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雲の上の青い空
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商品レビュー
3.1
17件のお客様レビュー
癖がなく、とても読みやすかった。 ミステリとしては謎解き要素はあまりなく、普通の小説として楽しめた。 解決シーンもはりきりすぎてなくていい。 この人はみんなからこういう風に思われているけど、実はこんな一面もあるんだよ 誤解されることは悲しい。 誤解を解くことをあきらめてしまうのは...
癖がなく、とても読みやすかった。 ミステリとしては謎解き要素はあまりなく、普通の小説として楽しめた。 解決シーンもはりきりすぎてなくていい。 この人はみんなからこういう風に思われているけど、実はこんな一面もあるんだよ 誤解されることは悲しい。 誤解を解くことをあきらめてしまうのはもっと悲しい。 大きな声で「ほんとはちがうんだよ!」と言いたくてもなかなかできない。 全ての人に理解してもらうことはできなくても、 わかってくれる人にわかっててもらえばいいのかな。
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宅配便ドライバーの寺坂脩二は、仕事が休みの日に友人の代わりに「交通安全の旗持ち」をすることになった。そこで彼は登校班から一人遅れて歩く女の子を見つける(「第一話・みどりのおじさん」)。ほか、忽然と姿を消した銀幕のスター(「銀幕の恋人」)、ひきこもりの青年(「透明な面影」)など、元...
宅配便ドライバーの寺坂脩二は、仕事が休みの日に友人の代わりに「交通安全の旗持ち」をすることになった。そこで彼は登校班から一人遅れて歩く女の子を見つける(「第一話・みどりのおじさん」)。ほか、忽然と姿を消した銀幕のスター(「銀幕の恋人」)、ひきこもりの青年(「透明な面影」)など、元探偵の脩二が配達先で遭遇する五つの物語を収録。日常に潜む謎を描く名手が贈る、ハートウォーミング・ミステリ。(BOOKデータベース)
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私の好きな日常ミステリということで、手に取ってみました。 そして主人公が宅配ドライバーという設定に、坂木司さんと通じるものがあるなと感じたのもきっかけの一つです。このことは解説でも触れられていて、坂木司さんの「ワーキング・ホリデー」と連載・出版時期も重なっていたとか。同じ時期に似...
私の好きな日常ミステリということで、手に取ってみました。 そして主人公が宅配ドライバーという設定に、坂木司さんと通じるものがあるなと感じたのもきっかけの一つです。このことは解説でも触れられていて、坂木司さんの「ワーキング・ホリデー」と連載・出版時期も重なっていたとか。同じ時期に似た設定が出てくる、というのは面白いことだなあと思いました。 一つ一つ独立して読めるようになっている分、それぞれの後日談などが読めなくて少し残念でした。 でも一つ一つ心が温かくなるようなお話で、読後感がとても良いです。 無愛想のようで世話焼きの主人公が、何だかとても好きになりました。 長時間労働で激務だと分かっているけれど、真摯に仕事に取り組んでいる姿勢は見習いたくなりました。それでいて人情味に溢れていて、困った人を放っておけない。自然と好感を持ちました。 謎解きのために仕事仲間に押し付けることもありますが...。笑 この作家さんの他のお話も読んでみたいな、と思わせる一冊でした。
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