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迷える者の禅修行 ドイツ人住職が見た日本仏教 新潮新書
924円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2011/01/20 |
JAN | 9784106104046 |
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迷える者の禅修行
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迷える者の禅修行
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商品レビュー
4.1
15件のお客様レビュー
著者はドイツから本当の禅を求めてやってきたお坊さん。理想と現実の間で仏教に突き進む姿がすごいなと思った。仏教は葬式の儀礼だけじゃなく、迷える人に寄り添い生きるヒントを教えてくれるものでいてほしい。
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筆者は1968年生まれのドイツ人。ふとしたことから、仏教・禅の修行のために来日して、そのまま日本に住むこととなる。本書が書かれた時点では、兵庫県の安泰寺というお寺の住職をされている。本書は、筆者の日本での修行体験を語ったもの。 私の妻はタイ人。私はタイで約5年間勤務していた経験が...
筆者は1968年生まれのドイツ人。ふとしたことから、仏教・禅の修行のために来日して、そのまま日本に住むこととなる。本書が書かれた時点では、兵庫県の安泰寺というお寺の住職をされている。本書は、筆者の日本での修行体験を語ったもの。 私の妻はタイ人。私はタイで約5年間勤務していた経験があり、その時に知り合って結婚した。タイ人には仏教徒が多く、国民の約95%以上が仏教徒だと聞いたことがある。タイでは、生活に仏教が根付いているな、と思ったことが結構あった。 私が勤務していたのはメーカーで、オフィスがバンコクにあると同時に、工場がバンコクから200km程度離れた海沿いの工業地帯にあった。タイには、宗教的な年間行事がいくつかあるが、工場の周囲のお寺で社員が大勢集まり、行事を就業時間内に行ったりする。また、出家のための休暇制度があったりして、仏教の習慣が比較的身近にあるように感じた。 本書の筆者は、日本では、仏教が生活に根付いており、お寺では修行が出来ると思って来日したわけであるが、日本では、そこまでお寺が人々の生活に入り込んでいるわけではないことに気づかされ、がっかりする経験を持っている。 タイで、妻のアパートに初めて泊まった時のこと。 エアコンもないアパートは非常に寝苦しく、朝方、まだ薄暗い中、眠れないまま、当時はまだ嗜んでいたタバコを吸いに外に出た。すると、黄色っぽい衣装を身につけたお坊さんが何人か托鉢に歩いていた。とある家の前で、その家の方たちが喜捨をされているのを見た時、あぁ、これがタイの習慣なのだなと思ったし、遠くに来たのだな、とあらためて感じたことを思い出した。
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ひょんなことから体験した禅。 実際に修行する人はどんな生活をしているのかが分かる本。日本社会が求める”お坊さん”の役割とその修業の目的が結びついているから、本当の仏教修行と呼べるのかという問題提起が興味深かった。 日本人はこんな内部事情を赤裸々に書けなさそう。
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