ザ・レイプ・オブ・南京 第二次世界大戦の忘れられたホロコースト

アイリス・チャン(著者), 巫召鴻(著者)

• 販売会社／発売会社: 同時代社
• 発売年月日: 2007/12/13
• JAN: 9784886836175

商品レビュー

2012/04/21

気に入るも気にいらぬも人それぞれの解釈やこれまで得てきた知識次第だと思う。どれが真実なのかわからない。一部捏造もある等物議をかもし出す作品だ。真実には押し付け合いの一方通行ではたどりつけない。

2010/05/02

ショックを受けました。写真だったか絵だったかも入っているし。南京大虐殺などなかったという説もありますが、何かしらやったと証言する日本人もいるわけで、アジアの人々の中には日本に壮絶な恨みを持っている人もいるということは日本人が肝に銘じておかなければいけないことなのでは。映画「紅いコーリャン」にも日本兵が中国の民間人に命じて人間皮はぎをさせるシーンがあり、瞬間的に目を背けましたが、何はともあれ暴力や暴言に訴えるのは堪えて尊重しあって生きたいものです。

2009/06/17

南京事件については様々な議論が交わされていて、たくさんの説があって、その事実や本質をつかむことは非常に難しいと思います、で、その本質の捉え方とて最終的にはその人の思想（右とか左とか）による部分が大なのかなとも思います
しかし多面的に南京事件を捉えていかねば、やっぱり事実には到達し得ないとおもう
その過程において外せないのがこの一冊かな。
物議を醸す一冊、として有名だよね。実際読んでみても、客観的な考察をしているとは到底思えず、作者の反日・憎日感情が露わになりすぎていて、掲載写真も捏造されてたりするし、そういう意味では価値の低い本だと思う
だけど、いままでの日本がたどってきた歴史の象徴としての南京事件に焦点を当てることで表面化する世界の国々（とくに東アジア）が日本に対して抱いている感情をリアルに垣間見ることができる作品です。みんなもいろいろ考えよー！