商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 創元社 |
発売年月日 | 2011/01/13 |
JAN | 9784422212104 |
- 書籍
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道教の世界
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道教の世界
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商品レビュー
5
3件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
昔の中国人はどんな宗教を信じてきたのか?と道教に疑問を持ち読んだ。神道とは全く別で、穢れや禊なんてものはない。仙人がいる。道士がいる。医者がいる。そして不老不死を目指している。赤ん坊のような生命力を保ちたいゆえに、薬を使う。長い長い年月をかけて、文化に落ち着いた。道教は儒教と同じく中国にとって重要で、迷信的ではあれど中国文化の根幹となす宗教だ。
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詳細はこちらをご覧ください。あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート → http://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-1551.html 2011/2/8 新刊棚で見つけて、一気に読み終える。 道教といっても、「老子」という名前ぐらいしか...
詳細はこちらをご覧ください。あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート → http://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-1551.html 2011/2/8 新刊棚で見つけて、一気に読み終える。 道教といっても、「老子」という名前ぐらいしかしらなかったが、 この本の派手な表紙に憑依されて?? 手にとってしまった。 中国の3つの宗教で、特に人々の生活に密着した宗教。 文化大革命以後の現代の中国では、どうなっているのだろう。 カンフー映画や 太極拳、も 道教の影響があるのかな。 そんなことが、たくさんの図版とわかりやすい説明で、紹介されている。 内容と著者は 内容 : 中国人の物質的、精神的にわたる生活に大きな役割を果たし、中国文化に深く結びついている道教。 多様な面をもつ道教を総合的に、豊富なビジュアルで解き明かす入門書。 著者 : ヴァンサン・ゴーセール 宗教史家。フランス国立科学研究センター研究ディレクター。社会・宗教・政教分離研究所所長補佐。 カロリーヌ・ジス 宗教史家。現代中国の宗教美術を専門とする。
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老荘思想が好きながら、道教については漠然とした知識しか持っていなかったため、学んでみようと読んでみた本。 道教の歴史、位置づけなどにつき、体系的にまとめられています。 老荘思想といったら、「杜子春」に出てくるような仙人を想像しますが、道教にはそれだけではなく、道士もいるというこ...
老荘思想が好きながら、道教については漠然とした知識しか持っていなかったため、学んでみようと読んでみた本。 道教の歴史、位置づけなどにつき、体系的にまとめられています。 老荘思想といったら、「杜子春」に出てくるような仙人を想像しますが、道教にはそれだけではなく、道士もいるということに気がつきました。 つまりキョンシーを倒す「霊幻道士」も、道教の修行者だったんですね。 これまで全く結びついていませんでした。 中国では「三教」と言われ、道教、仏教、儒教が連立しながら三つ巴のように発展してきたとのこと。共存していても、お互い混ざり合うことはなかったとのことで、日本の心境と仏教の関係と、どこか似ているような気もします。 道教は宇宙論に優れ、道士の中から天文学者が次々と登場したとのこと。 占星術のような独自の発展を遂げたとのことで、天体図の歩き方として、独特なステップの踏み方があるそうです。 女性の道士もおり、かなり活躍しているという点に、神道や仏教にはない性別の公平性を見ました。 カラー資料や写真が足す掲載されていたため、視覚的にわかりやすく、内容も興味深くはありましたが、道教全般の紹介に終わっており、仏教や儒教との明確な違いはよくわかりませんでした。 章を設けてまとめてもらえれば理解しやすかったと思います。 著者はフランスの宗教史家であるため、日本人として気になる、わが国での道教の位置や、なぜ儒教・仏教のように大々的に導入されなかったのか、なども一切言及されていないところに、物足りなさを感じました。 次回は日本との関わりが記載されている道教の本を読んでみようと思います。
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