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馬鹿について 人間-この愚かなるもの
3,080円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 創元社 |
| 発売年月日 | 1958/12/01 |
| JAN | 9784422930039 |
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馬鹿について 人間-この愚かなるもの
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商品レビュー
5
2件のお客様レビュー
人間の愚鈍さをテーマにしたこの作品は、愚かさがもたらす錯覚や幸福感について深く掘り下げています。愚鈍であることが、時に人生の守り神となり、辛抱強く生きるための支えになるという視点は、思わず考えさせられます。また、男女同権や社会の中での愚鈍さについても鋭い皮肉や揶揄が織り交ぜられ、特に「利口の仮面を被った馬鹿」に対する風刺が印象的です。さらに、愚鈍を愛しむ姿勢が感じられ、単なる批判に留まらない深い洞察が魅力です。多様な視点から愚鈍を捉えたこの作品は、知能の高さに関する新たな理解をもたらし、読者に豊かな思索を促します。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
大好きな馬鹿の話がだくさんあるので、少しずつ読んでいる。幾つか話題を拾ってみる。 <人間は愚鈍という実り豊かなひざに抱かれて、永遠に変らぬ夢を見続けているのであり、そのおかげで初めて生きて行こうという気になれるのである――愚鈍が、ただ愚鈍だけがこの人生の守り神であって、これによ...
大好きな馬鹿の話がだくさんあるので、少しずつ読んでいる。幾つか話題を拾ってみる。 <人間は愚鈍という実り豊かなひざに抱かれて、永遠に変らぬ夢を見続けているのであり、そのおかげで初めて生きて行こうという気になれるのである――愚鈍が、ただ愚鈍だけがこの人生の守り神であって、これによって初めて錯覚のヴェールが織られ、仕合せな誤謬が知能のヤリ玉に上らずに済み、人生が辛抱できるようになるのである。> <男女同権ということは、馬鹿な婦人参政権論者が思い込んでいるように、女性の低い権利を男性のところまで引き上げることではなくて、女性の高すぎる権利を男性の水準まで引き下げることである。かつては華奢な身体や独特の女らしさ、おまけに男性の騎士的精神の御蔭で、女性は一段高いやぐらの上に立っていた。ところがその上から「私は哀れな奴隷ですよ」と声をからして叫び始めたので、ドイツというこの御目出たい国では、とうとう彼女たちをそこから連れ下してしまった。すると女性たちは、結納金がけずられるとか、離婚後養ってもらえなくなるとか、ともかく以前のように生存競争の手加減がなくなってしまったので、今更のようにびっくりした――これが実は今世紀(20世紀)の始めから、彼女らが自ら求めていた目標であった。利口の仮面を被った馬鹿な振舞い、つまりエロスに見離された女権論者が、うらみに駆られて女性本能を抑圧する、こういった一面がまた「男女同権論」には確かにある。これを実行すれば必ずしも「より美しく」はないが「より弱い」性である彼女らを虐待することになるだろう。だが実行の面で、この困った理論がこっそり訂正される望みはある。> 愚鈍であるから自分は利口と錯覚・誤解して仕合せな気分になる、ということだろう。自分を愚鈍と気づくことの何と難しいことか! 私の場合、自分から「オレは愚鈍だ」と言いながら、他人から「おまえは愚鈍だ」と言われると腹が立つので、一種の愚鈍だろう。 それはともかく、本書には「利口の仮面を被った馬鹿」に対する皮肉、揶揄、嘲笑がたっぷり込められているが、不思議と「愚鈍礼賛」「愚鈍への愛」のようなものも感じ取れなくもない。 お終い
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これぞ、「バカ本」の横綱。いや、バカな本という意味ではありません。バカについて書かれた、いちばん賢い本です。 「知能の低い馬鹿」「知能の普通の馬鹿」「知能の高い馬鹿」という章立てが泣かせる。さしずめ、和田秀樹なんかは「知能の高い馬鹿」か。
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