商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ほるぷ出版 |
発売年月日 | 2010/12/30 |
JAN | 9784593592388 |
- 書籍
- 児童書
ダヤン、クラヤミの国へ
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ダヤン、クラヤミの国へ
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商品レビュー
4.5
8件のお客様レビュー
春が訪れたタシルの街では、バニラの誕生日を祝ってメイフェアの祭りが盛大に行われていました。そのさなか、みんなの目の前でバニラが連れ去られてしまいます。ダヤンとジタンはさらわれたバニラを救うため、トール山の洞窟、そして、クラヤミの国へ―。迷路のような地下世界をめぐるハラハラドキドキ...
春が訪れたタシルの街では、バニラの誕生日を祝ってメイフェアの祭りが盛大に行われていました。そのさなか、みんなの目の前でバニラが連れ去られてしまいます。ダヤンとジタンはさらわれたバニラを救うため、トール山の洞窟、そして、クラヤミの国へ―。迷路のような地下世界をめぐるハラハラドキドキの冒険が描かれる、待望のダヤンの新・長編シリーズ。
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前シリーズの完結『ダヤン、タシルに帰る』を読み終わった時に感じたいくつかのもやもや。そのもやもやで最も大きなもの、ジタンに関する謎が『クラヤミの国へ』でやっと説明されてすっきり。 あとがきによると作者の池田あきこさん自身、ジタンのことは書かなくちゃ!と思っていたそうで、もやもやが...
前シリーズの完結『ダヤン、タシルに帰る』を読み終わった時に感じたいくつかのもやもや。そのもやもやで最も大きなもの、ジタンに関する謎が『クラヤミの国へ』でやっと説明されてすっきり。 あとがきによると作者の池田あきこさん自身、ジタンのことは書かなくちゃ!と思っていたそうで、もやもやが残っていたのは読んでいる私だけじゃなかったんだな、とちょっと安心。 2人のジタンがつながって、これからまた彼らの平和な日々や冒険を心から楽しめるな、とうれしくなりました。 でも、実はまだちょっとほかのもやもやが残っている。 1つは、「キマイラがああなったなら、雪の神を激怒させたあのできごとは、そもそも起こらなかったのでは?」ということ。 ジタンはそれを狙ってキマイラを過去に送り込んだはずだけど、そうなると雪の神は激怒せず、現在のタシルが雪に覆われることもなく、ダヤンが過去へ旅をする理由が無くなり… いや、あのできごとが無くても雪の神は現在のタシルを冬にしようとしたのか?…って、いくら考えてもごちゃごちゃになってしまう。 もう1度シリーズをじっくり読み直せば分かるのかなあ。これ以上は考えず、素直に物語を楽しもうかな…とも思うのだけど。 もう1つ気になってしまっていることは「過去にいた個性豊かな登場人物たちが、あまりにもあっさり物語から消えてしまった」ということ。 バニラの乳母や友達は、さぞ辛い思いをしたのでは…とか、ダヤンが仲良くなった妖精たちはどうしたかな…とか。 いなくなってしまうのは仕方が無いにしても、彼らはその後どうなったのかもう少しだけ語って欲しい。 今のところ、現在に戻ってきたダヤンやバニラが彼らを懐かしがっている様子もあまり見られないのが寂しく感じられてしまう。 わちふぃーるどの物語、全てを読んだわけではないから どこかで描かれているのかもしれないけれど、あくまで長編のシリーズ、『クラヤミ』までを読み終えた時点での感想です。 決してわちふぃーるどの物語がキライだとか、ましてやわちふぃーるど大好きな人を批判するつもりも無いのだけど、分かってもらえるかな。 『クラヤミ』を読み終えた今の時点で、ダヤンやジタンの新しい冒険も楽しみだけれど、過去にいなくなってしまった個性豊かなキャラクターたちともいつかもう1度出会いたい、ダヤンやバニラが急にいなくなって傷ついてしまったであろう彼らをフォローしてあげて欲しい、という気持ちです。
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