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もういちど村上春樹にご用心
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | アルテスパブリッシング |
発売年月日 | 2010/11/30 |
JAN | 9784903951379 |
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もういちど村上春樹にご用心
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商品レビュー
3.8
21件のお客様レビュー
「村上春樹の小説に出てくるファンタジーなキャラクターは一体何を意味するのか」 「どうして物語の中に性描写のシーンが多いのか」 「なぜここまで世界で読まれているのか」 というような問いを、村上春樹ファンの内田樹さんが考え、文章にしたもの。元々書籍化するために書いた文章ではなく、色...
「村上春樹の小説に出てくるファンタジーなキャラクターは一体何を意味するのか」 「どうして物語の中に性描写のシーンが多いのか」 「なぜここまで世界で読まれているのか」 というような問いを、村上春樹ファンの内田樹さんが考え、文章にしたもの。元々書籍化するために書いた文章ではなく、色々な媒体に寄せた原稿をまとめた本なので、おんなじような論が何度も何度も反復されてたりする。 内田樹さんは村上春樹作品の中でも「羊をめぐる冒険」が特に好きらしく、とにかく引用でもそこからの文章が多かった。 個人的に「羊」は村上作品の中で一番苦手だったこともあり、なかなか内田さんの言っていることに共感できない自分がいた。内田さんは本当に村上作品が好きなんだなあと思うと共に、あまりにもそれが読み手に伝わりすぎてきちゃって、冷静な第三者の分析を読みたかった自分からしたらちょっと冷めてしまった。
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村上春樹に対するエッセイの集大成 村上春樹の小説に「父」が出てこなかったこと。 「父」=絶対なるもの、したがっておけばよい価値観 その父が不在のときに、どのように自分の世界を確立するか。 小さな日常のステップ、料理や洗濯を行うことによって、自分の周りの地図を作成する行動 作成...
村上春樹に対するエッセイの集大成 村上春樹の小説に「父」が出てこなかったこと。 「父」=絶対なるもの、したがっておけばよい価値観 その父が不在のときに、どのように自分の世界を確立するか。 小さな日常のステップ、料理や洗濯を行うことによって、自分の周りの地図を作成する行動 作成された地図に基づいて、自分の周りの小さな世界の秩序を取りもどすこと 羊男的な存在感に対する、死者の弔いの方法について
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「村上さんが性描写に力を入れるのは、実は「作家的技術を見せている」という要素が多分にあると僕はみているんです」(p.39)
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