商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2010/12/09 |
JAN | 9784063844078 |
- コミック
- 講談社
どうぶつの国(4)
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どうぶつの国(4)
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商品レビュー
4.1
13件のお客様レビュー
この巻も良かったです。 タロウザが、ライオン族に育てられたカプリと出会い、初めて自分と対になる初めての感情を抱きます。 その中で、弱肉強食について考えていきます。 ライオンは、強い種族なのにライオン同士で争い、負けた部族の子供は、メス達を子供産みやすくするために子供達を殺す(子殺...
この巻も良かったです。 タロウザが、ライオン族に育てられたカプリと出会い、初めて自分と対になる初めての感情を抱きます。 その中で、弱肉強食について考えていきます。 ライオンは、強い種族なのにライオン同士で争い、負けた部族の子供は、メス達を子供産みやすくするために子供達を殺す(子殺し)のしきたりがあります。 その現場を見たタロウザが言ったセリフは、心に響きますね。 同族同士で争う姿は、人間同士との戦争に繋がると思いました。 「ライオン同士で何をやってやがる! この生命をしっかりと見ろぉお!!! くだないことで生命を奪おうとするなあぁあ!!!」 このセリフが人間に響けば、人間同士で仲良くなれるかな。 戦いの後での祭りのシーンは、草食動物も肉食動物もこんな風に楽しめたらいいなーと思いました。
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カプリのいるライオンたちの家族が、外からやってきた3匹のライオンたちの襲撃を受け、敗北します。新たにやってきたオスのライオンは、子孫を残すために群れにいる子ライオンたちを殺そうとし、カプリは彼らとともに逃げます。そこへタロウザたちが駆けつけ、子ライオンを救おうと必死に戦い、そんな...
カプリのいるライオンたちの家族が、外からやってきた3匹のライオンたちの襲撃を受け、敗北します。新たにやってきたオスのライオンは、子孫を残すために群れにいる子ライオンたちを殺そうとし、カプリは彼らとともに逃げます。そこへタロウザたちが駆けつけ、子ライオンを救おうと必死に戦い、そんな彼らの姿を見た群れのメスライオンたちも、自分たちの子どもを助けようと立ち上がります。 後半になると、動物たちは祭りに興じ、川に橋をかけ、すべての動物たちにとってのユートピアが着々と築かれていきます。しかしそんなタロウザたちのもとに、ジュウと名乗る新たな人間が現われ、「喰う喰われる」の支配するリアルな世界が正しいと語ります。 このテーマで描くなら、やはり動物たちの国ではなく人間の生きる世界を舞台とするべきだったのではないかと感じてしまいます。もちろん「どうぶつの国」というファンタジー世界の話だと頭では理解しているのですが、どうしても頭の中で「文明」対「野蛮」という構図ができてしまってそれに合わせてストーリーを解釈してしまう癖が働くので、余計なストレスを感じてしまいます。
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すごいな、見た目は単なる少年漫画なのにウチに秘めているものがでかい。作者が身を削って作品のテーマに込めているのが分かる。万人に勧めたい作品かもしれない
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