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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2010/11/25 |
JAN | 9784106022128 |
- 書籍
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林芙美子
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林芙美子
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商品レビュー
3.2
7件のお客様レビュー
門司、尾道、東京、パリ、北海道、北京、屋久島、落合、とゆかりある場所と、終の棲家の落合の家、に関する芙美子の作品と写真で構成。落合はなじみのある土地なのでそれで借りてみた。自身で設計した家の設計図と写真も載っている。 最後は「地元」に死す。自宅で葬儀の日の写真があり、狭い道路に...
門司、尾道、東京、パリ、北海道、北京、屋久島、落合、とゆかりある場所と、終の棲家の落合の家、に関する芙美子の作品と写真で構成。落合はなじみのある土地なのでそれで借りてみた。自身で設計した家の設計図と写真も載っている。 最後は「地元」に死す。自宅で葬儀の日の写真があり、狭い道路にあふれる近所の人たちで路面が見えない。黒いおぶい紐で赤ちゃんをおぶった女性の姿や小学生たちの姿も見える。「私は道路で子供たちと縄跳び遊びもするし、大根や人参をぶらさげて帰るので近所のひとがあれがそうなのかと知っていてくれるのだろう」(「わが住む界隈」『林芙美子随筆集』岩波文庫2003)という文も紹介されていた。 2010.11.25発行 図書館
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豊富な写真が特徴のビジュアルブック、「とんぼの本」のシリーズの1冊。 林芙美子の紀行文を読みながら、彼女の訪れた場所を写真でたどる。 放浪と旅の連続だった芙美子の人生をたどる本でもある。 もともと描写がリアルで読みやすい芙美子の文章だが、写真が入るとやはり臨場感があふれる。 時代...
豊富な写真が特徴のビジュアルブック、「とんぼの本」のシリーズの1冊。 林芙美子の紀行文を読みながら、彼女の訪れた場所を写真でたどる。 放浪と旅の連続だった芙美子の人生をたどる本でもある。 もともと描写がリアルで読みやすい芙美子の文章だが、写真が入るとやはり臨場感があふれる。 時代が違うと分かっていても郷愁が湧く。 ふるさとを持たない芙美子だったが、最後は長年住みなれた地元の人々に見送られ、旅立っていった。 いささか短かったが、いい人生だったのではないかと思う。
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林芙美子の紀行文を多く引用しながら、旅先の土地の(現在の)美しい画像とともに彼女の人生を振り返る。 ネット上で薦めて下さった方がおり手に取りました。放浪記すら読んだことない私でも、林芙美子入門として最適な一冊でした。 「塩魚が好き、塩魚を見ると小説を書きたくなる。」という芙美子...
林芙美子の紀行文を多く引用しながら、旅先の土地の(現在の)美しい画像とともに彼女の人生を振り返る。 ネット上で薦めて下さった方がおり手に取りました。放浪記すら読んだことない私でも、林芙美子入門として最適な一冊でした。 「塩魚が好き、塩魚を見ると小説を書きたくなる。」という芙美子の感性に惹かれた。
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