商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2010/11/20 |
JAN | 9784480816696 |
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商品レビュー
3.6
20件のお客様レビュー
著者の2000年代後半(〜2010年)の時事批評的な3冊の「本を通じて世の中の動きを見る」連載をまとめた一冊。書評を通して、環境問題、国策捜査、テレビ業界等、10年以上経っても変わらない事象の本質を突く舌鋒はなかなか鋭い。鉄オタを昭和懐古趣味と読み違えているのはご愛嬌だが。 ...
著者の2000年代後半(〜2010年)の時事批評的な3冊の「本を通じて世の中の動きを見る」連載をまとめた一冊。書評を通して、環境問題、国策捜査、テレビ業界等、10年以上経っても変わらない事象の本質を突く舌鋒はなかなか鋭い。鉄オタを昭和懐古趣味と読み違えているのはご愛嬌だが。 赤旗シンパの著者は民主党政権の誕生を淡々と記しているが、2年後に瓦解した状況をどのように捉えているのか、続刊『忖度しません』で要確認。
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2021年に読んでみると2010年時代の出来事を懐かしく答え合わせをする感じで読めた。1回目の安倍総理のことや、リーマンショック、格差問題その他もろもろそーいえばそんな事あったなぁと徒然と振り返れた。 また、この著者の本は初めて読んだのだが独特な語り口で無機質な歴史に彩りを添えて...
2021年に読んでみると2010年時代の出来事を懐かしく答え合わせをする感じで読めた。1回目の安倍総理のことや、リーマンショック、格差問題その他もろもろそーいえばそんな事あったなぁと徒然と振り返れた。 また、この著者の本は初めて読んだのだが独特な語り口で無機質な歴史に彩りを添えている。 携帯小説ブーム。懐かしい・・・
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あまりはっきりしていないのにも関わらずなぜか無理やり三つのカテゴリーにそれぞれのコラムを分けたのかがよく解らない。単純に時系列通りに並べてくれないと政治的であろうが社会的であろうが文化的であろうが全て繋がっているわけなので非常に読みづらいことになってしまった。続巻続々巻も同じかと...
あまりはっきりしていないのにも関わらずなぜか無理やり三つのカテゴリーにそれぞれのコラムを分けたのかがよく解らない。単純に時系列通りに並べてくれないと政治的であろうが社会的であろうが文化的であろうが全て繋がっているわけなので非常に読みづらいことになってしまった。続巻続々巻も同じかと思ったらこれらはしっかり時系列順に並んでいる。 自家薬籠中の文芸批評や文化系書籍の解説評論などは今まで通り面白いのだが、実はテキストを論拠とした手法による時事放談こそバランスが良く、こだわりが一般的でわかりやすく、それゆえかかなり本質をついているように見えた。サンデーモーニング辺りに出ている評論家などよりもよっぽど信憑性が高いのではないか。 本書で言えば時事問題をまとめた第1章こそが興味と興奮を与えてくれ、それ以降はどうしても先細ってしまった。 とはいえこの20年間ほどの直近近代史を振り返るにはとても良い教材なのであった。
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