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文明化の過程 改装版(下) 社会の変遷/文明化の理論のための見取図 叢書・ウニベルシタス76
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文明化の過程 改装版(下) 社会の変遷/文明化の理論のための見取図 叢書・ウニベルシタス76

ノルベルトエリアス【著】, 波田節夫, 溝辺敬一, 羽田洋, 藤平浩之【訳】

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文明化の過程 改装版(下) 社会の変遷/文明化の理論のための見取図 叢書・ウニベルシタス76

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 法政大学出版局
発売年月日 2010/10/15
JAN 9784588099274

文明化の過程 改装版(下)

¥5,280

商品レビュー

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2014/11/04
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[ 内容 ] <上> 第1回アドルノ賞受賞。 食事作法や礼儀・振舞の変遷を綿密にあとづけ、自己抑制の深化・拡大を社会構造との連関のうちに展望。 文明化の長大な波動をとらえる。 <下> 第1回アドルノ賞受賞。 食事作法や礼儀・振舞の変遷を綿密にあとづけ、自己抑制の深化・拡大を社会構造との連関のうちに展望。 文明化の長大な波動をとらえる。 [ 目次 ] <上> 第1部 「文明化」と「文化」という概念の社会発生について(ドイツにおける「文化」と「文明化」の対立の社会発生について;フランスにおける「文明化」の概念の社会発生について) 第2部 人間の風俗の独特の変化としての「文明化」について(「礼儀」という概念の歴史について;中世の社交形式について;ルネッサンスにおける人間の振舞いの変化の問題;食事における振舞いについて;生理的欲求に対する考え方の変遷;洟をかむことについて;つばを吐くことについて;寝室における作法について;男女関係についての考え方の変遷;攻撃欲の変遷について;騎士の生活) <下> 第3部 ヨーロッパ文明の社会発生について(宮廷社会に関する概観;絶対主義の社会発生に関する簡単な前置き;中世における社会発展の仕組みについて) まとめ 文明化の理論のための見取図(自己抑制を迫る社会的圧力;長期的視野への強制と自己抑制の拡大;対照の幅の縮小、変種の増大;戦士の宮廷化;衝動の抑制・心理化と合理化;羞恥心と不快感;上流階級の団結強化・下流階級の上流への進出の激化;全体的な展望) [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]

Posted by ブクログ

2013/06/22

上巻を読んだのはもう2年前。下巻の目次を見て,上巻とは随分違うことを確認して購入もしていなかったが,一応Amazonのマーケットプレイスの価格はチェックしていた。そして,安値だった時に購入したもの。 日本語訳では上下巻と連続しているような感じだが,実際には同一テーマの違う本という...

上巻を読んだのはもう2年前。下巻の目次を見て,上巻とは随分違うことを確認して購入もしていなかったが,一応Amazonのマーケットプレイスの価格はチェックしていた。そして,安値だった時に購入したもの。 日本語訳では上下巻と連続しているような感じだが,実際には同一テーマの違う本という感じだろうか。もちろん,まとめと題された章で上巻への言及は多く,2冊を読んではじめて全体像が見えるという構成にはなっているが,上巻は文化史的な内容であり,私にも非常に読みやすいが,下巻はむしろ政治経済史といった内容で,非常に読みにくかった。 第三部 ヨーロッパ文明の社会発生について I 宮廷社会に関する概観 II 絶対主義の社会発生に関する簡単な前置き III 中世における社会発展の仕組みについて  第一章 封建化の仕組み  第二章 国家の社会発生について まとめ 文明化の理論のための見取図 目次を見れば書かれていることは明白で,私自身が身につけなくてはいけない知識が満載だったはずである。しかし,とにかく私には読みづらい。マルクス主義的にいうならば,上巻の社会の上部構造としての文化や文明は,下巻の下部構造としての経済を理解しないといけない,ということになると思う。実際,下巻では社会と経済,政治との非常に密接なかかわり合いを意識して歴史的過程を記述されている。 ヨーロッパの歴史についてはまだまだ学ばなくてはならないことが多いと実感させてくれる読書でした。

Posted by ブクログ

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