日本映画「監督・俳優」論 黒澤明、神代辰巳、そして多くの名監督・名優たちの素顔 ワニブックスPLUS新書

萩原健一, すが秀実【著】

• 販売会社／発売会社: ワニプラス/ワニブックス
• 発売年月日: 2010/10/08
• JAN: 9784847060236

商品レビュー

2011/02/09

ショーケンに対して“チンピラ”というイメージが役柄から強かったのですが、企画・製作も考えて色々やってきたんですね。妙に映画に詳しいのに意外な印象を持ちました。沢田研二に対するライバル意識、市川昆にたいする反発、嫌悪をストレートに出してます。
面白いのですが、雑談的なところで終わってしまったので残念。もっと彼の世界観が俯瞰できる構成・内容になっていればよかったんですが。

2011/01/07

「かっこいいけど悪い人」という印象が、「ものすごく勉強してるすごくてかっこいい人」にかわった。「アフリカの光」あたりをもう一度観たい。

2011/01/04

ショーケンが神代監督をはじめ、日本の監督との思い出や、現場の様子を語るといったもの。『ショーケン』同様におもしろい。オファーがあったけれどもハリウッドに進出しなかった理由は、向こうはドラッグ天国なので当時麻薬に手を染めていた身としては生きて帰れないと思ったからなどセキララでもある。ただ、スガ秀実がインタビューしなくても良かったのではと思うけれど、スガ秀実的には中上との重ね合わせがあって、話が聞いてみたかったのか、単純におもしろいからかなとも思ったり。