商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 山と溪谷社 |
発売年月日 | 2010/10/07 |
JAN | 9784635178198 |
- 書籍
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裸の山ナンガ・パルバート
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裸の山ナンガ・パルバート
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商品レビュー
3.5
2件のお客様レビュー
メスナーがナンガで弟を失った時の真相が書かれた本で かなり分厚く、そして大変に読みにくい本でした。 訳者も苦労したらしくて、そのことを「ちぎっては投げるような文体」と。 まさにその通りで、また、全編なぜだか「現在形」で書かれているため、 なんというか、「山行記」としては非常に入り...
メスナーがナンガで弟を失った時の真相が書かれた本で かなり分厚く、そして大変に読みにくい本でした。 訳者も苦労したらしくて、そのことを「ちぎっては投げるような文体」と。 まさにその通りで、また、全編なぜだか「現在形」で書かれているため、 なんというか、「山行記」としては非常に入りこみにくい内容でした。 先日読んだ「梅里雪山」とはまた違った読みにくさというか、 梅里のほうは、淡々と飾り気のない文章で色気がない、と思ったけど、 「裸の山」は、なんというか、ある意味、長編の抒情詩みたいな本でした。 訳者も「文学作品と思った」と書いてるけど、そういう捉え方はアリかも。 それにしても、酷い隊長で、メスナーがそれ以降 彼独自のスタイルで登った理由がよくわかりました。 来春日本でも公開される映画をぜひ見てみたいです。
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「ナンガ・パルバード」ウルドゥー語から翻訳すると「山々の王」もしくは「裸の山」になる、この山を初めて見たヨーロッパ人のアジア探検家シュラーギントワイトはカシュガルで殺され、これがナンガ・パルバードの不吉な運命の始まり・・・ 最初に挑戦したママリーは消息を絶ち、次いで挑戦したメルク...
「ナンガ・パルバード」ウルドゥー語から翻訳すると「山々の王」もしくは「裸の山」になる、この山を初めて見たヨーロッパ人のアジア探検家シュラーギントワイトはカシュガルで殺され、これがナンガ・パルバードの不吉な運命の始まり・・・ 最初に挑戦したママリーは消息を絶ち、次いで挑戦したメルクルは吹雪に閉じ込められポーターのゲイ・レイと凍死、その後メルクルの異父弟カール・マリア・ヘルリヒコッファーが、遠征隊長を引き継ぎ悲劇は繰り返される。 初めて登頂したヘルマン・ブールは、ヘルリヒコッファー隊長の意に反し頂上に向かいボロボロになって帰還、「命令違反者」と非難され成功の栄光を横取りされる。 そしてこの本の著者ライン・ホルトメスナーはヘリヒコッファー隊長のもと、ナンガパルバードに挑み新たな悲劇が起こる。 この本はナンガ・パルバードの歴史がよく理解でき、メスナー本の中でも大変読みやすい1冊でした。
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