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トレイシー・ビーカー物語(1) おとぎ話はだいきらい
1,100円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 偕成社 |
発売年月日 | 2010/09/01 |
JAN | 9784037268107 |
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トレイシー・ビーカー物語(1)
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トレイシー・ビーカー物語(1)
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商品レビュー
3.5
3件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「10歳のトレイシー・ビーカーは、養護施設で暮らしています。ママがもうすぐ迎えに来てくれると信じてはいますが、それまでの間、誰かに面倒を見てほしいと思っています。今までに二度もらわれたことがありますが、うまくはいきませんでした。ある日、作家のカムが取材でえ施設にやってきます。カムが気に入ったトレイシーは、カムが施設のこどもたちの記事を書く手伝いをしよう、ついでに母親になってくれたらいいのに・・と思う。自分の力で家族を見つける子どもの姿を明るく描いた物語。」 ・この物語は、トレイシーが書いた自分自身のノートという形をとっている。起こった出来事を記録し、乾燥を加えるという日記的な書き方だけでなく、ふざけたり、嘘をついてみたり、トレイシーにとってこのノートは一人遊びの場所。 『赤毛のアン』のアンは、孤児であることを受け入れていて、その境遇を他者に向けてアピールできる。しかし、中途半端(母が戻ってくるかもしれない)なトレイシーにはそれができない。ートレイシーには、家庭が崩壊しているとは思えていない。ママはすばらしい母親だと思い込みたい。だからどこかにもらわれていっても、そこは母親とクラスまでの仮の宿。そして、だからトレイシーは、ノートの中で一人遊びをする。 (『大人のための児童文学講座』ひこ・田中) ・この物語は、彼女が書いた自分自身についてのノート、という形を
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夢をみる少女そのものなのですが、きっちり現実的なオチや描写が入っているのはさすが。 夢見たこと全部叶ったわけじゃないけど、ハッピーエンドですね。いいですね。
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養護施設に暮らすトレイシー・ビーカーは、里親になってくれる人を待っていた。自分を曲げない、おこりっぽいトレイシー。でも、それは特別ってことでもある。施設を訪れた作家のカムは、ちょっとたよりない大人だけど、そこのところはわかってるみたい。よし、カムに里親になってもらおう!
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