商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 理論社 |
発売年月日 | 2010/08/01 |
JAN | 9784652079751 |
- 書籍
- 児童書
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商品レビュー
3.8
11件のお客様レビュー
大好きなハイアセンの未読作品。『ホー』『フラッシュ』に続く若年層に向けて執筆されているシリーズ。ハイアセン節は炸裂しながら皮肉が抑えられていてお色気なし、という具合。そんな人居ないよ!というくらいデフォルメされているけど、人の本質は見かけだけでは分からないこととか、きちんと向き合...
大好きなハイアセンの未読作品。『ホー』『フラッシュ』に続く若年層に向けて執筆されているシリーズ。ハイアセン節は炸裂しながら皮肉が抑えられていてお色気なし、という具合。そんな人居ないよ!というくらいデフォルメされているけど、人の本質は見かけだけでは分からないこととか、きちんと向き合って対等に接してくれる相手に出会えれば問題のある人物でも変わることが出来る事とか、世の中でまかり通っていることでも根拠や正義があるとは限らず理不尽なこともあるんだよということとか、そういう言葉で言われたら説教じみて響きにくいことがじんわりと伝わってくる良作です。このシリーズあと3作『CHOMP』『SKINK』『SQUIRM』と出ているけれど邦訳は本作まで。どうにか訳出してほしいものです。本作に出てくるトゥイリー・スプリーは『トード島の騒動』に出て来ていたというあとがきを読み、作中で「俺もだいぶ穏やかになったもんだ」みたいに独り言ちる場面があったのを思い出し、ニヤニヤしてしまった。
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『HOOT』『フラッシュ!』を読んでいるので、まあ、新鮮味はなかったけど、こういうメッセージを若者に向けて発信し続ける人には好感持てます。
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あまりに厳しくて生徒から人気のない生物の女教師、スターチ先生。生物の野外授業で湿地帯に行ったとき、山火事が起きるが生徒の一人が落とした喘息の薬を探すために一人残る。生徒たちは他の先生とともに無事学校へ戻り、火事も大した被害もなく静まったが、先生はその日以後姿を見せなくなった。家に...
あまりに厳しくて生徒から人気のない生物の女教師、スターチ先生。生物の野外授業で湿地帯に行ったとき、山火事が起きるが生徒の一人が落とした喘息の薬を探すために一人残る。生徒たちは他の先生とともに無事学校へ戻り、火事も大した被害もなく静まったが、先生はその日以後姿を見せなくなった。家にも戻った様子がなく、学校には書面でしばらく休むと伝えられる。電話は留守番電話で、携帯も出ない。先生は生きているのか? 先生の行方を探すニックとマータの周りにあやしい人が次々と現れる。ちょっと問題児のスモークの行方も含め、なぞは深まる。 設定として、スターチ先生が姿を隠した経緯にちょっと無理があるかなあ。話の流れは面白いし、ニックの父親がイラク戦で負傷して帰ってくるなど、いろいろ問題意識を込めているのはわかるのだが。
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