商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2010/08/30 |
JAN | 9784309019994 |
- 書籍
- 書籍
年下の彼
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
年下の彼
¥1,760
在庫なし
商品レビュー
2.9
20件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
久しぶりページをめくるのが楽しくて借りて2時間ちょっとで読み終えてしまった本。 もうほんとに夢みがち成人女性だから、いつまでもいい感じに現実離れしたハッピーエンドが大好きなんだけど、まさにそれ。 まず設定と構成が天才。都内勤めの年上女性と音楽関係の仕事してる年下の男の子の話。しかも年上女性目線と年下男の子目線の章が交互になってて、女性が不安に思ってる部分、答え合わせ形式なの。これ韓ドラで1話の終わりに最後急に男性目線のシーンが入って、わーーーー!!ってなるのとおんなじ方式。鉄板胸きゅん方式だと勝手に思ってるこれ。 そこからさらに夢みがち展開なんだけど、この人たち、ロンドンで出会うの、しかもホテルの鍵が固くて開かなくてそれを開けるとこで恋に落ちちゃうんだけど、そのあともずっと鍵とドアが比喩に使われてて、それも良いし、付き合ってからロンドンを思わせるシャンパンブランチの会みたいなの開いちゃってんの、素敵すぎない?実現しなくてずっと私の虚妄でとどめておきたいくらい素敵な生活がそこにはあって、最後まで現実見ないで走り切れた印象。 あと、私の生活圏内の西新宿のこじんまりとしたホテルでの披露宴とか、新宿南口のカフェで待ち合わせたり、代々木上原とか出てきて、超個人的に身近に感じられたのも好きポイント。 最後どうなっちゃうの!?と思ったけど完璧なハッピーエンドでもうありがとうございましたの気持ち。 ほんとに中身のない殴り書き夢女感想だけど、ベットの上でいちいちわーーー!!ってなりながら読んだ本久しぶりだから(最初でも言ったけど)今のわくわく残したくて大急ぎで感想書いた。 小手毬るいさん、今日初めて読んだのだけど、図書館行く途中に、全く予定はないけど、自分がもし本出すなら、ペンネームは小手毬るいさんみたいな可愛い名前がいいなと思って、それきっかけで偶然図書館にある小手毬るいさんの本を手にとってみたんだけど、自分の思考回路ナイスとしか言えない今回に限っては。 著者の名前も登場人物も物語もぜーーーんぶ可愛くて幸せに溢れた一冊!
Posted by
37歳女性と28歳男性がロンドンで出会うオシャレな恋。ドラマのような波乱があるわけではないけど、些細なすれ違いや勘違いが身近に感じさせてくれます。恋したい大人女子にオススメ!
Posted by
キュンとしたい時におすすめしたい本。彼女の視点のセンテンス、彼の視点のセンテンスが交互に書かれていてお互いの気持ちがとらえやすい。友香がロンドンで「なかなか開かない部屋のキー」を開けてくれたのは、9歳年下の彼の順也。順也は部屋のキーを開けてしまっただけではなく、友香の恋心のキーま...
キュンとしたい時におすすめしたい本。彼女の視点のセンテンス、彼の視点のセンテンスが交互に書かれていてお互いの気持ちがとらえやすい。友香がロンドンで「なかなか開かない部屋のキー」を開けてくれたのは、9歳年下の彼の順也。順也は部屋のキーを開けてしまっただけではなく、友香の恋心のキーまで開けてしまったようだ。ゆっくりと距離を縮める、二人の恋。もう、大人なのに、どこまでもピュアな二人を思わず応援してしまう。二人を取り巻く人々も、憎まれキャラのはずなのに、どこか憎めない。年下の彼っていいなぁ、と感化されてしまった。
Posted by