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アラビアン・ロマンス(2) バハニア王国編 ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ
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アラビアン・ロマンス(2) バハニア王国編 ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ

スーザンマレリー【作】, 新号友子, 高木明日香【訳】

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アラビアン・ロマンス(2) バハニア王国編 ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ハーレクイン
発売年月日 2010/08/20
JAN 9784596753779

アラビアン・ロマンス(2)

¥1,047

商品レビュー

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2019/10/29
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※このレビューにはネタバレを含みます

たっぷり450ページ。 読み応えがありました。かなり時間がかかって漸く終わりまであと数ページまでこぎ着けました。 スーザン・マレリーの砂漠を舞台にした若きプリンスと魅力的な一般女性との恋。 二つの物語が収録されています。 一つ一つは言及しませんが、シークというかハーレのヒーローって、どうして愛に対してあんなに臆病なんだろう? 愛されること、愛することをとても恐れていますよね。特にヒロインからの愛を頑なに拒絶するヒーローって、どうして? 毎度ながら疑問に思います。 今回、特に後半の「砂塵のかなたに」のプリンス・レイハン。 そんなにも彼女を好きで、しかも法律上も結婚しているのに、敢えて離婚を考える必要があるのかと首を傾げます。 でも、シークにはシークの理由があるんですね。 ―誰かを愛したら、僕は弱くなる。 そう信じ込んでいるからです。 でも、私は思います、愛は人を弱くするものじゃなくて、逆に強くしてくれるもの。 例えば、男性は愛する女性に巡り会い、やがて結婚して子どもを持つと、「家族」を守らなければいけないという気持ちになります。 守るべき存在ができた時、人はとても強くなれる。それは女性男性関係ありません。 なので、愛すると弱くなるという考え方は、どうも私は読んでいて共感できないというか、もどかしい。 でも、ハーレの物語りは、そういう愛をひたすら恐れるヒーローがやがて愛に目覚めて、愛は恐れるものではなく、受け入れてより強くなるためのものと悟るまでのプロセスを描くのかもしれませんね。 人を愛する=自分が自分でいられなくなる。 それがヒーローの思考回路みたいだけど、今回も読んでいて、もどかしくて―笑 でも、最後はハーレらしく、大団円で終わって良かった☆ この魅力的な物語りは現在、電子書籍以外、紙書籍の新品は出回っていません。なので、古書で購入しました。 購入に関しては少し色々とあったけど、買って読んで良かったです。 私自身もヒロインと一体化して、砂漠を旅しているような気分になれました。

Posted by ブクログ

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