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イキルキス
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イキルキス

舞城王太郎【著】

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イキルキス

1,650

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2010/08/18
JAN 9784062163767

イキルキス

¥1,650

商品レビュー

3.4

51件のお客様レビュー

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2024/10/12

割と楽しめたかなと。 急に展開が変わるので付いていけなくなる部分がありましたが。全体を通して生きる事とか死ぬ事について伝えたかったのかなと思います。

Posted by ブクログ

2024/03/04

生きることは本当に色々とあって、その中のリアルな感情がたくさん溢れ出ていてとても良かったです。 舞城王太郎先生の作品がとても好きなので「らしさ」みたいなのが良く出ている短編集だったな!と思います!

Posted by ブクログ

2023/09/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

再録の「イキルキス」と「鼻クソご飯」「パッキャラ魔道」の3作がいずれも傑作。 「イキルキス」は連続女子不審死事件で、死とは?と好きとは?が並行して流れる。露骨な性欲描写はあるが、セックスには至らず、童貞でいることを「可能性の保留」として再定義する当たり切れ味最高。 「鼻クソご飯」は初期の話らしい。ホモフォビアが露悪的に扱われる。ラカンの理論から解釈できそうな話で、自分の欲動の解釈を保留して許さないことを許そうとする動的な終わり方がいい。 「パッキャラ魔道」は収録作のなかで一番好き。書かれたのが少し前なのもあるのか、文章のクセが強く人を選ぶのかもしれないけど私は大好物。私はサリンジャーも好きなんだけど、サリンジャーの良く扱う「インチキ」というテーマに対して「偽物で同時に本物なのだ」と綺麗な舞上流のアンサーが炸裂する。タイトルはなんだと思ったらクラリネットで、タイトルのチョイスも好き。クライマックスの出来すぎている安っぽすぎる感じは、フェイクが突き抜けてカタルシス!ちょっと泣いた。 「アンフーアンフー」は家族の話。子供を大切にする夫婦の話。そこに全体主義の話が出てきて、どっちもどっちだよねと相対化して終わる。そこは否定してもいいんじゃないか?と思った。否定しないまでも分籍が足りてないような……消化不良。 「無駄口を数える。」は「女の子」に乗れなかった主人公が「普通」として自分に気づく話。そういう主人公を描いた話だからと言われればそれまでだけど作品全体的に熱量が低く、読後感もスッキリしない。

Posted by ブクログ

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