あんぱんまん キンダーおはなしえほん傑作選8

やなせたかし(著者)

• 販売会社／発売会社: フレーベル館
• 発売年月日: 1981/12/01
• JAN: 9784577002087

商品レビュー

2024/05/25

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アンパンマンの最初の絵本。
まだすらっとしたスタイルのアンパンマン。
ジャムおじさんもパン作りのおじさんとしか出てこない。
夕方の景色を見て夕暮れと言っていた。

2024/05/12

アンパンマンの原作。
お馴染みのアニメとは違う初期設定のアンパンマンを楽しめる。
色や塗りがダイナミックで強い印象の絵本。

【ママ評価】★★★
アンパンマンのはじまりの物語。
ここから子どもが受け入れやすい形に変わっていったのだとわかる作品で、アニメで見るアンパンマンとはかなり違っている。
頭身が普通の人間に近くて、喋り方は精悍な男という感じ。
お腹が空いた人に顔をちぎって渡すのではなく、土下座の状態で頭にかぶりつかせる姿は衝撃的。
設定の違いだけではなく、やなせたかしさんの時代背景も感じる。
アンパンマンのマントはつぎはぎだし、ジャムおじさんはパン工場でパイプをふかしている。
昭和の空気感。
今とは違う原作のアンパンマンを楽しめる絵本ならではの作品。

【息子評価】★★★★
図書館で借りてきたところ、アンパンマン好きの息子には大ヒット。
そんなに好きなら…と絵本を購入した途端、全然読まなくなってしまった。
子どものブームは移り変わりが早い。
読んでいる間、ほぼ全ての文に対して「そうなの？」と言う息子。
もはや相槌。
「そうなんだって」と母が言うと、「そうか」と言うのがお決まり。
あと、アニメには出てこない男の子が誰なのか気になっていた様子。
アニメとの違いに疑問を持ちながらも割とすぐ受け入れているようで、子どもの頭って柔軟だなあと感じさせられた。
2歳4ヶ月

2023/10/26

6年生への読み聞かせに持っていった。
あえてあとがきを読んでから読み始めた。
じっくりと聞いてくれる子、突っ込みを入れる子、反応は様々だった。
でも最初のあとがきの部分は物凄くよく聞いてくれた。
それぞれにアンパンマンの原点に想いを馳せてくれたらなと思う。
担任の先生が一番考えさせられていたようだけど。
子ども達にはどう伝わったかな。
一度読んだだけでは伝わらないかもしれない深い根っこの部分にいつか気付いてくれるかな。