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人間競馬 悪魔のギャンブル 角川ホラー文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2010/07/23 |
JAN | 9784041446140 |
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人間競馬
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人間競馬
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商品レビュー
2.6
6件のお客様レビュー
なんだろう、こういった救われず救いのない身に堕ちた人間同士の命のやり取り…という内容にしてこのタイトルをつけてしまえば、メタではないけれど10人読めば10人がまさに"穴馬"的な結末を想起せざるを得ない。それだけに、秀逸な結末をその名が多いに貶めてしまっているの...
なんだろう、こういった救われず救いのない身に堕ちた人間同士の命のやり取り…という内容にしてこのタイトルをつけてしまえば、メタではないけれど10人読めば10人がまさに"穴馬"的な結末を想起せざるを得ない。それだけに、秀逸な結末をその名が多いに貶めてしまっているのは致し方ないのか
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※このレビューにはネタバレを含みます
山田正紀の本が角川ホラー文庫から出ていたので、驚きと嬉しさでつい買ってしまった。 ガーゴイルの出てくるシーンなどは、SFの世界で、妖しく幻想的な世界をさんざん書いてきた著者のお手の物という感じでいいのだが、おまけという感じがする(メイン設定でもあるのだが)。 物語には4人の登場人物が登場する。それぞれの特殊能力を生かし、それぞれの目的に向かって生きていくが、意外なところでその人生は交錯し殺意を抱く。著者がミステリの世界などでよく使う書き方で流石である。視点が次々に変わる話は好みだ。が、いささか読むのが辛かった。メインとなる老人の殺害自体があまり面白くなく、真相がわかっても「うーん」と微妙。そんなに悪くは無いが。 このまま終わるのかなと思っていたらクライマックスでやってくれた。4人のうちの一人の能力によって○○が起こる(本当にそうなるかどうかは甚だ疑問だが)。これには新鮮な驚きと興奮があった。もしかしたら、このシーンがこの小説の発想の発端だったのかもしれない。 買って良かった。
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4人の人間がそれぞれの思惑を胸に、互いに互いを殺そうと追いかけあう。 それぞれの行動から殺意を抱くようになった経緯はしっかり書かれてるが、殺しあう部分は思ったよりあっさりしてた。
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