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政権漂流 交代劇は日本の何を変えたのか 中公新書ラクレ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2010/07/24 |
JAN | 9784121503572 |
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政権漂流
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政権漂流
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自民党が戦後高度成長のなかで、最適の政治システムを構築してきたが、高度成長以降のシナリオを書くことに失敗したとの指摘は、まったく正しいと思う。 政・官・産の「鉄のトライアングル」の構造は、高度成長を前提とした最適システムで、高度成長で稼いだ富を全国にばら撒くシステムだった。1...
自民党が戦後高度成長のなかで、最適の政治システムを構築してきたが、高度成長以降のシナリオを書くことに失敗したとの指摘は、まったく正しいと思う。 政・官・産の「鉄のトライアングル」の構造は、高度成長を前提とした最適システムで、高度成長で稼いだ富を全国にばら撒くシステムだった。1970年代に高度成長が終焉した段階で、それに変わる経済システムとそれに見合った政治・社会システムを模索すべきだったが、自民党はそれに失敗した。 では、民主党はどうだろうか? 現在新たなシステム提案ができているとはとても思えない。本書は、歴史を踏まえつつも、わかりやすい問題提起を行っている。本書で最後に提案されている「そこそこの経済成長モデルとそれに見合うそこそこの中間層を持つ社会モデル」は実現可能なのだろうか? 現在の社会がどのような問題を持っているのかを俯瞰できる本書は、とても面白く読めた。
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