商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2010/07/14 |
JAN | 9784062767026 |
- 書籍
- 文庫
最後の命
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最後の命
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商品レビュー
3.5
84件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
中村文則さんの小説も気づけば12冊目を読了した。 この”最後の命”では他の作品よりも、死について多く描写されていた気がする。また、”死”以外にも、倫理観や性、少数派の人々しか知り得ない葛藤や衝動、なども深く描写されていた。別作品だが、夏木志朋さんの二木先生でも”少数派”について書かれている。そこでは少数派ながらも自身の中でそれを受容し、社会と協調していっていたが、対照的にこの作品では、孤独にそれを抱えながら徐々に破滅へ進んでいく様子が描かれている様に感じた。
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東北は意外と暖かかったw ってな事で、中村文則の『最後の命』 MKT文庫より いや、中村文則さんはホント凄いね。 こんなに人間の内面を曝け出すと言うか、描写出来るというか……。 幼い時の恐怖体験によって人生の影響が変わるのか、いや元々潜在的に潜んだ本性が制御が効かずに...
東北は意外と暖かかったw ってな事で、中村文則の『最後の命』 MKT文庫より いや、中村文則さんはホント凄いね。 こんなに人間の内面を曝け出すと言うか、描写出来るというか……。 幼い時の恐怖体験によって人生の影響が変わるのか、いや元々潜在的に潜んだ本性が制御が効かずに爆発的に出て来るのか……。 飯食いながら読んでると吐き気が襲って来ました これよく映像化出来たね。 生まれながらの悪人なんてのは居ないんじゃないかな。 生きていく環境と体験によって人間は何人にもなっていくんじゃないかと感じた内容じゃった。 2019年15冊目
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このような犯罪の動機、トラウマを知りたくて本を読むのが1つの理由だ。それをこの小説で読む事が出来て扉が1つ開いた。 物語の中にすっと入り込んで、傷付き、えぐられるような感情になる。 物語であるのに、中村氏の描く主人公たちには、少しでも光が見えて欲しいといつも思う。 中村氏の作品...
このような犯罪の動機、トラウマを知りたくて本を読むのが1つの理由だ。それをこの小説で読む事が出来て扉が1つ開いた。 物語の中にすっと入り込んで、傷付き、えぐられるような感情になる。 物語であるのに、中村氏の描く主人公たちには、少しでも光が見えて欲しいといつも思う。 中村氏の作品は半分くらい読んでいるが、1、2位を争う大好きな作品になった。
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