商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 日本経済新聞出版社 |
発売年月日 | 2010/07/08 |
JAN | 9784532260897 |
- 書籍
- 新書
猫背の目線
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猫背の目線
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商品レビュー
3.7
7件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
1936年生まれ、猫好きな芸術家、横尾忠則さんのエッセイ、2010.7発行です。「猫背が気になりだしてきた」と「猫背の目線で散歩する」の2章です。著者は朝から沢山のウォーカーを目にして、死ぬまで元気でいたいという人間の欲望と言われてますが、そう聞くと、まさに自分もそうなんだと自覚しました。「死ぬまで元気でいたい」、そうですね(^-^) そして「明日ありと思う心の仇桜 夜半に嵐の吹かぬものかわ」(親鸞聖人)よりは、「いつ死んでもいい でも 今日でなくていい」(佐野洋子)が好きなこのごろです(^-^) 「絶対、妥協しない」「嫌いなことはしない、好きなことだけする。」猫ですね(^-^) 猫には抱かれてじっとしてる猫もいますが、だいたい抱かれると嫌がる方が多いでしょうかw。わが家の猫も数秒ぐらいは我慢してくれますが~w。古稀を迎え、猫が大好きで、健康のために散歩を始めた横尾忠則さんのエッセイ「猫背の目線」、2010.7発行、再読です。何のために生まれてきたのか、遊ぶために生まれてきた(by角川春樹)いいですね。一度自分の病気歴を並べてみて一つ一つ回想してみる(by著者)やってみます。若い頃歩いた町の追体験! 横尾忠則「猫背の目線」、2010.7発行、再読。①年齢と共に歩き方も変わる。歩かなかった生活から歩く生活へ。散歩はむしろ芸術に近い。②猫背すなわち老人 ③猫は絶対妥協しない(^-^)
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芸術家で長寿な人は「実験を試み変化を続けた」人だけだと。芸術における変化は生命力で、変化が無くなれば作品にも力が無くなり、生命力も衰えると。変化を躊躇うのは、失敗や権威の失墜を怖れるから。素の自分にOKを出せるから変化できる。普通の仕事でも同様だろう。
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横尾忠則のエッセイ。あとがきでは自身で老境のものの見方と言い直されていた。 文章が上手どった。奇抜でなく、自然体な人で、彼自身が魅力的な人なのだと納得。ありふれたものに対するごくごく素朴な疑問も心地よい。 こんなに病気にかかるというのもすごいな。敏感なのだろうか。 アトピーは正...
横尾忠則のエッセイ。あとがきでは自身で老境のものの見方と言い直されていた。 文章が上手どった。奇抜でなく、自然体な人で、彼自身が魅力的な人なのだと納得。ありふれたものに対するごくごく素朴な疑問も心地よい。 こんなに病気にかかるというのもすごいな。敏感なのだろうか。 アトピーは正直な身体の表れという慰めがある。横尾忠則の年齢はそれをすこし強化しているような。 東京Y字路についての話とその試みが衝撃的。あと自分よ読書は時間の無駄というのも衝撃的。 じぶんのものさしで生き、体のことばに従い、頭を空にする、というような姿勢が実感から発していて、啓発本読むより得るものあった。
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