商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2010/07/09 |
JAN | 9784103266310 |
- 書籍
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「普天間」交渉秘録
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「普天間」交渉秘録
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商品レビュー
3.9
25件のお客様レビュー
守屋氏によれば、グアム移転のみの外務省スモールパッケージ案に代わり、普天間移設合意見直しや岩国移転等を加えることを小泉総理に進言したのは彼であるという。防衛省任務について安全保障の文言を入れるのを外務省が反対していたことを含めて両省の確執が記述されており興味深い。 また、小泉・チ...
守屋氏によれば、グアム移転のみの外務省スモールパッケージ案に代わり、普天間移設合意見直しや岩国移転等を加えることを小泉総理に進言したのは彼であるという。防衛省任務について安全保障の文言を入れるのを外務省が反対していたことを含めて両省の確執が記述されており興味深い。 また、小泉・チェイニー会談で2006年に、小泉が「大戦記憶を理由に、集団的自衛権の議論を国民が支持するのはまだまだ時間がかかる」と発言していることは今から見ると隔世の感あり。
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沖縄が本当に解決しようとしているのか、$$本当に欲しているのはカネなのか基地の撤去なのか。$$今までの議論の過程も安全保障上の議論もなしに$$民主党やマスコミが沖縄被害者論に安易に傾くことがいかに馬鹿なことはよく分かる。$$すべての人に読んで欲しい。$$
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※このレビューにはネタバレを含みます
2010年刊。元防衛事務次官の手による普天間米軍基地移設問題の交渉記録。◆交渉とはいえ、沖縄県だけが相手でなく、政治家(自民党が軸だが自民党だけでなく、自民党も一枚岩でない)、米国、米軍、防衛庁、外務省、沖縄県民や移設先辺野古の地元等、多様な利害関係者が存在。そんな中、防衛庁側を定点とした交渉経緯を記したのが本書である。◇弱者の戦略を強かに展開する沖縄側の交渉の上手さ(狡いというより、上手く強かに振る舞っている印象)が目につく。また、一方からの本書だけで真相が見えてくるとは愚の骨頂、を肝に銘ずべき。
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