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御巣鷹山と生きる 日航機墜落事故遺族の25年
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御巣鷹山と生きる 日航機墜落事故遺族の25年

美谷島邦子【著】

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御巣鷹山と生きる 日航機墜落事故遺族の25年

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2010/06/25
JAN 9784103254218

御巣鷹山と生きる

¥1,540

商品レビュー

3.8

7件のお客様レビュー

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2021/10/01

『#御巣鷹山と生きる』 ほぼ日書評 Day486 2010年刊。墜落事故から25年経っても続く、遺族たちの戦い。 事故発生当初、勝手に写真を撮られ、マイクを突き出され...、そんな中、遺族がいちばん聞かれたくないことは 「補償はどれくらい? 交渉はもう終わったのか?」 「今...

『#御巣鷹山と生きる』 ほぼ日書評 Day486 2010年刊。墜落事故から25年経っても続く、遺族たちの戦い。 事故発生当初、勝手に写真を撮られ、マイクを突き出され...、そんな中、遺族がいちばん聞かれたくないことは 「補償はどれくらい? 交渉はもう終わったのか?」 「今のお気持ちは?」 「遺体はどんな様子だったのか?」 心の傷はなかなか癒えぬ中、記憶の風化が進む。 事故を起こした日航はともかく、マスコミがひどい。 10年たったあたりからは、マスコミ取材を受けると「どなたが亡くなられたのですか?」。 名前や遺族との関係も調べずに取材申込みをしてくる。記者教育を遺族がしなければいけないのか。 ひどい話である。 https://amzn.to/3inXUJo

Posted by ブクログ

2019/02/13

1985年8月12日に、日本航空123便が離陸12分後から32分間の迷走飛行の末、群馬県多野郡上野村の山中に墜落した。 その後、遺族は「8.12連絡会」を発足。 ・遺族相互で励ましあい、助け合い、一緒に霊を慰めていくこと。 ・事故原因の究明を促進させ、今後の公共輸送機関の安全性...

1985年8月12日に、日本航空123便が離陸12分後から32分間の迷走飛行の末、群馬県多野郡上野村の山中に墜落した。 その後、遺族は「8.12連絡会」を発足。 ・遺族相互で励ましあい、助け合い、一緒に霊を慰めていくこと。 ・事故原因の究明を促進させ、今後の公共輸送機関の安全性を追求していくこと。 ・独自の主体性を守り、政治・宗教・組合等の団体に属しない。利益を追求することや会として補償交渉の窓口になることはしない。 事故直後の捜索から遺体確認の様子。事故調査委員会では蚊帳の外に置かれたり、刑事告訴も取り下げられ、「何があったのか」を遺族が知る機会がほとんどなかったこと。心無い報道などの二次被害に苦しんだこと。 遺族の心の叫びが詰まっている。

Posted by ブクログ

2017/07/03

この事故をきっかけに、安全に対してのシステムや遺体確認の方法など、自分たちも関わるかもしれない(気づかないうちに助けられていたのかもしれない)事の基礎が作られ始めたと、改めて。そして連絡会を作られた著者様の、母は強しの行動力に圧倒です。

Posted by ブクログ

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