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2時間でいまがわかる!絶対こうなる!日本経済 この国は破産なんかしない!?
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | アスコム |
発売年月日 | 2010/06/21 |
JAN | 9784776206194 |
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2時間でいまがわかる!絶対こうなる!日本経済
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2時間でいまがわかる!絶対こうなる!日本経済
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商品レビュー
3.6
32件のお客様レビュー
対談ものはあまり好きではないのだが、この本は、経済の二大巨匠による日本経済に関するもので、コントロールするのも田原総一郎とあって、極めて内容の濃い、それぞれの核心の意見を引き出した有意なものとなっている。印象的な発言を記す。 「(竹中)競争力をつけるための最良の方法は、競争する...
対談ものはあまり好きではないのだが、この本は、経済の二大巨匠による日本経済に関するもので、コントロールするのも田原総一郎とあって、極めて内容の濃い、それぞれの核心の意見を引き出した有意なものとなっている。印象的な発言を記す。 「(竹中)競争力をつけるための最良の方法は、競争することである」p40 「(竹中)成功してしばらくすると、組織が膨らみ、どんどん官僚化していく。その結果イノベーションを生む力を失っていく。だから資本主義は滅びるんだ、とシュンペーターは言ったんです。それと見事に同じことが日本社会で起こっている」p58 「(榊原)日本は技術は高いんだけど、問題はそれをどう発信するかですよ。日本は伝統的に発信能力が非常に劣っている。政治も企業も個人もそうでしょう」p69 「(榊原)日本製品はどれもクオリティは高いけど、国際化していない。いわゆる「ガラパゴス化」ですよね」 「(竹中)大きく成長できるはずなのに成長が抑えられている分野は、すべて規制産業です。社会保障関係、健康・医療、農業、教育などがそうですね。それぞれに既得権益者がいて、現在の制度で守られた利益を享受している」p101 「(竹中)(企業経営者について)会社の利益最大化でなく、自分の地位の安定化が最大の目的になっている」p111 「(竹中)(民主党政治は)「政治主導」という名の「素人主導」になっている」p158 「(榊原)大切なのは国際的人脈ですね。そういうのを大事にして、人脈のある人たちをうまく使うということを、各国はやっている」p169 「(竹中)島国根性でしょう。本当の意味の危機感がない。日本はグローバリゼーションをなめてかかっているんです。韓国なんかは本当に真剣になっているんですよ」p170 「(榊原)(日本の若者教育について)コミュニケーション能力が衰えているんですよ。僕らは(合宿教育中の)2週間、携帯を取り上げるんです。というのは、いつだって、携帯で、自分の親しい人としかコミュニケートしていない。だから徹底的にディベートさせる。異質なものと対峙する能力も落ちています。自分の仲間とか家族とか、そういう人としか付き合わないんだ」p199 「(榊原)(学校について)登録制にして何が起こるかっていうと、塾が学校になる。で、塾のほうがいい学校になりますよ」p202 「(竹中)これだけは絶対、榊原さんと意見が一致すると思うのは、英語。とにかく英語を徹底的にやらせなければダメです」p203
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この本は、『日本経済の真実』と装丁がそっくり。幻冬舎かと思ったが、全然違うアスコム。絶対に狙ってるよなあ。冒頭の田原総一郎の言葉がよかった。「小泉派の竹中平蔵と民主党派の榊原英資だと真逆だから、この二人が一致するなら、それはおそらくホントだろうし、対立するとしたら、大事な争点だ」...
この本は、『日本経済の真実』と装丁がそっくり。幻冬舎かと思ったが、全然違うアスコム。絶対に狙ってるよなあ。冒頭の田原総一郎の言葉がよかった。「小泉派の竹中平蔵と民主党派の榊原英資だと真逆だから、この二人が一致するなら、それはおそらくホントだろうし、対立するとしたら、大事な争点だ」とのこと。それでまあ、おもしろく読んだが、読んでしばらくして見返すと、あまり覚えてない。というか、経済関係の本は、項目ごとに細かく分かれていて、Aさんは、1と2は賛成だが、3と4は反対。Bさんは1と3は賛成だが、2は保留。4も賛成。Cは、1はどうでもよく、2と4は反対。3は条件付き賛成とか、そんなのばっかで、読めば読むほどよくわからなくなる。この二人の話も、そんなに紛糾もしてないし、結局よくわからない。ただ、野口由紀雄もそうだが、これからは製造業よりもサービス業に軸足を移すべきというのはかなり共通してると思う。--------2014/04/04再読。民主党に、マクロ経済政策がまったくないと、ふたりとも口をそろえているのが、とても印象的だった。もうさんざん言われてきているが、結局、民主党は素人の集まりだった。それだけなのか。はあ。・官僚の天下りは禁止にするが、民間への就職はフリーにすべき。・日本は大臣が国会に縛られすぎ。シンガポールだと、普段は月に1,2回。予算の時に月一週間ほど。アメリカはヒアリングに呼ばれたときだけ。イギリスは党と党の議論の場。・全体に、まだ震災前だし、民主党をダメダメいいながらも、自民党がしょぼい雰囲気がすごくでてる。「もう、自民が与党にならないのではないか」とうセリフまで出てて、びっくり。・自民党が成長を言わないからダメだという田原、竹中の意見は今みると卓見。それをいうことで、今がある。・榊原は、アメリカ終わりとかコンビニ終わりとか言ってるが、気が早過ぎる。このいみでは、竹中の方が地に足がついている。・榊原はこれから、中国インドと仲良くすべし、竹中は、これからは韓国北朝鮮だと言っている。うーん。現状、どちらも正反対になってる。全体的にみて、やはり竹中の方が、俺には納得できることを言ってるように見えるなあ。ただ、日本の破綻に対する危機感は、竹中は3年でやばい、榊原は50年は大丈夫といっていて、底に関しては、榊原の方に同感。
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正反対の考え方を持つ二人だと思っていたが、そんなに違いがあるわけではないことが分かった。今の政府の無策ぶりに二人とも同意見なのが印象的であった。
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