商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2010/06/10 |
JAN | 9784022733399 |
- 書籍
- 新書
慶應の人脈力
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慶應の人脈力
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商品レビュー
2.3
3件のお客様レビュー
ベンチャースピリットの祖、福澤諭吉の創設した学校、慶応義塾。 官僚、メガバンク、一部の金融関係機関を除けば、大企業、中小企業、政財界、医療界、諸々、三田の繋がりは実に縦横無尽に張り巡らされている。 福澤諭吉の「天は人の上に人を造らず...」は有名だけども、その続きはご存知だろう...
ベンチャースピリットの祖、福澤諭吉の創設した学校、慶応義塾。 官僚、メガバンク、一部の金融関係機関を除けば、大企業、中小企業、政財界、医療界、諸々、三田の繋がりは実に縦横無尽に張り巡らされている。 福澤諭吉の「天は人の上に人を造らず...」は有名だけども、その続きはご存知だろうか? この後には「されども、学問すれば人は貴人、そして富者になれる」 つまり、人の差は、天は定めちゃいないが、学問の有無によって上下はつく。学問を身につけて、金持ちになれ、と。 彼こそ、ハイパーマルチメディアクリエイターなんじゃねーのかと思うね。 慶應って、現代ビジネス界における、資本主義の士官学校という感があるね。 ただ、門閥は親の敵なんて喝破してた諭吉の意に反して、今や日本有数の門閥感は否めないね。 前半は、現在の大企業その他各界の祖達の紹介。後半は諭吉に纏わる当時の環境。 最初でも途中でも良いが、慶應に関して知るには、まあ悪くない。
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20101008読了。 慶應からはたくさんの優秀な人を輩出してるよ。福沢諭吉はこういう人だよ。という二点を熱心に語った本。 慶應の人脈がどうなのかについては、著者の想像で埋めている部分も多く説得力は低い。 明治時代の実業家についてたくさん触れてあるのは日本近代史的には面白い。
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タイトルに惹かれて読んでみた。何となく、慶應には東大や早稲田にない力があるように感じていたから。 本を読んだ後、自分の子どもは慶應に入れたくなった。(自分の子どもが慶應を卒業する頃には、学歴ブランドがどの程度力を発揮するのか未知ではあるが、東大に比べてお得感がある) 概要は以...
タイトルに惹かれて読んでみた。何となく、慶應には東大や早稲田にない力があるように感じていたから。 本を読んだ後、自分の子どもは慶應に入れたくなった。(自分の子どもが慶應を卒業する頃には、学歴ブランドがどの程度力を発揮するのか未知ではあるが、東大に比べてお得感がある) 概要は以下の通り。 慶應は福沢諭吉が始めた。諭吉は当時アメリカにいち早く注目し、英語とビジネスを勉強。学問はもちろんのこと、翻訳によりかなり金も儲けた。当時、門閥はものすごい力。諭吉は門閥を嫌い、力のあるものが活躍する、いわば現代的な思想をエバンジェリストとして広めた。諭吉の「仕事をし、対価として金を稼ぐ。働けば働くほど稼ぐ」この当たり前の思想は当時受け入れられず、拝金主義者とも言われた。商売をビジネスと最初に呼んだのも、いわゆるビジネス書を初めて書いたのも諭吉らしい。 この諭吉のDNAを引き継いでいるのが慶應。そして、歴史的に東大卒は官僚になり、慶應は実業界に人材を輩出。三菱の岩崎弥太郎や、三井の中上川は諭吉と非常に近い関係にあり、財閥大企業に慶應が強い理由となっている。 その他、現在の大企業、特にオーナー企業の創業家一族の多くが慶應卒で、しかも慶應幼稚舎出身であることなどが書かれている。 特に、サントリーとキリンの合併話は、サントリーの佐治(サントリーの創業一族出身)社長と、キリンの加藤社長がともに慶應卒で、仲が良かったことが発端であることには驚かされた。 ・諭吉=人並み以上のバイタリティー ・二日間の期限で借りたオランダの物理書を見ながらモールス式電信機を作ろうとした ・海外MBAは人格改造されるほどのプレッシャーを受ける:マイクロソフト社長・樋口泰行(ハーバードビジネススクールMBA) ・ソニーの井深大と盛田昭夫は共にお坊ちゃんであった。無名企業としては、あり得ない資金バックアップを、人脈(生まれ)で得た。 ・門閥は親の敵と考えてた諭吉が、現在の慶應を見たらどう思うか。幼稚舎入試は面接のみであり、まさにブラックボックスと化している ・カネボウは「慶應であらずんば人にあらず」経営で社員の士気が著しく低下。破滅へ。 2010年8月25日 読了39(32)
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