商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2010/06/14 |
JAN | 9784062162838 |
- 書籍
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祈望
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祈望
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商品レビュー
3.2
6件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
少年法はおかしい。身元が分からないように法律でしっかり守られていて、税金で更正プログラムなんて受けて、再び社会に戻ってきた時には「なかったこと」にしてもらえて・・・至れり尽くせり。まだ未熟な未成年だからこそ、やってはいけないことをしたら、厳しく罰し、自分の犯した罪にしっかり向き合わせて、被害者には誠心誠意の謝罪をする・償いをすることを教え込まなきゃいけないんじゃないかと思うんですが・・・。いつもいつも被害者ばかりがヤラレ損なのは理不尽すぎる。
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母親と姉を突然殺された私。加害者は少年だった。父と弟との3人の暮らしになり、生活は一変した。大人になり、父が病に臥した今、当時の父のノートをたよりに今一度あの事件を追ってみる。加害者少年は一体どうなったのか?父は少年法で守られた加害者に結局会えたのか? 特に意図したわけでは...
母親と姉を突然殺された私。加害者は少年だった。父と弟との3人の暮らしになり、生活は一変した。大人になり、父が病に臥した今、当時の父のノートをたよりに今一度あの事件を追ってみる。加害者少年は一体どうなったのか?父は少年法で守られた加害者に結局会えたのか? 特に意図したわけではないのだが、祇園の暴走事故があったのでタイムリーな題材だった(しかも名前まで一緒!)。ただし、本作は車の暴走ではなく少年犯罪である。犯行時にてんかん症状があったかなかったかというのが問われる場面があるのだが、やはり弁護側はそれを理由に責任能力が無いと主張してくるんだよなぁ・・・。てんかんが認められたとして、犯行がそのせいだというのなら、果たして”更生”はどうするのか?医学的な治療(その方法も成果もまた不透明)をして、それだけで短い年月で釈放して本当に犯人はまっとうな人間に戻っているのか?遺族の疑心はもっともである。本作では最後に加害者と遺族が直接対面し、遺族側が復讐しようとするが、なんとか最悪の結末だけは避けられている。しかし現実では・・・こういう少年になっているのは何%くらいなのかとやはり心配になってしまう。
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少年犯罪と被害者遺族、そして加害者の更生を描いた物語。どれも難しい問題です。そしてタイトルにもあるような「祈望」はあるのでしょうか。あってほしいものです。 まあこういう手段が許されるものなのかどうかは謎なのですが。結局誰もが納得して救われる結論なんて、ないのかもしれません。そもそ...
少年犯罪と被害者遺族、そして加害者の更生を描いた物語。どれも難しい問題です。そしてタイトルにもあるような「祈望」はあるのでしょうか。あってほしいものです。 まあこういう手段が許されるものなのかどうかは謎なのですが。結局誰もが納得して救われる結論なんて、ないのかもしれません。そもそもの犯罪が起こらないように祈るばかりですね。
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