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板垣退助(下) 孤雲去りて 人物文庫
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板垣退助(下) 孤雲去りて 人物文庫

三好徹(著者)

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板垣退助(下) 孤雲去りて 人物文庫

726

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 学陽書房
発売年月日 1997/06/13
JAN 9784313750289

板垣退助(下)

¥726

商品レビュー

4

3件のお客様レビュー

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2010/11/13

もっと評価されて良い人物だと思います 板垣死すとも、、の事件ですでにお亡くなりになっていたと思いこんでいましたが、けっこう長生きされたのですね、、、知らなかった

Posted by ブクログ

2010/07/19

上巻が武人としての板垣と、民権運動へと身を投じていく布石を描いていたのに対し、下巻は征韓論争から下野、民権運動へと身を投じていく姿がそこにはある。 「板垣死すとも自由は死せず」の場面も描かれており、我々のよく知る板垣像が展開されているといえるだろう。 1882年の洋行の場面を最後...

上巻が武人としての板垣と、民権運動へと身を投じていく布石を描いていたのに対し、下巻は征韓論争から下野、民権運動へと身を投じていく姿がそこにはある。 「板垣死すとも自由は死せず」の場面も描かれており、我々のよく知る板垣像が展開されているといえるだろう。 1882年の洋行の場面を最後に小説は終わってしまうが、最終段落には「洋行から帰ってのちの生涯は特に記すほどのことでもないが、隈板内閣で内務大臣をつとめたくらいのことである」と書かれている。その一文には板垣の長い人生の中で民権運動をしていた頃が一番最盛期であったという著者の認識が現れているのではあるまいか。板垣は80歳を超えたところで死去するが、晩年は政治の場から引退した。 この小説は板垣を「一風変わった人物」であったと規定している。それは本書に描かれる板垣像を端的に表すには適した言葉だと思う。なぜなら、この時期の政治家たちは権力欲・金欲に溺れる人も多く、事実この小説の中にも大久保の権力欲・後藤の浪費癖・長州派閥の汚職をあばく江藤・官有物払い下げ事件など、権力と金を巡る男達の姿が多くが取り上げられている。 しかしながら、本小説は、板垣をこれらから関係ない蚊帳の外に位置していた人間として描いている。戊辰戦争で活躍した名軍師であり、新政府では参議の位置にまで登った人物がこれらの欲にまみれることがなかったというのは、人間の本質上からみてもやはり「一風変わった人物」であったことは間違いないのかもしれない。

Posted by ブクログ

2010/03/24

下巻は板垣が襲われて例の名言が生まれるまでが書いてあり、その後もちらっと書いてはあるんですが、ほんとにちらっとだった。てゆか、758の青年(相原くん)がどうして板垣を襲ったのか、その辺の動機がいまいちつかめず。これ以上を知りたかったら自分で調べてね! ということなんだろうか。なん...

下巻は板垣が襲われて例の名言が生まれるまでが書いてあり、その後もちらっと書いてはあるんですが、ほんとにちらっとだった。てゆか、758の青年(相原くん)がどうして板垣を襲ったのか、その辺の動機がいまいちつかめず。これ以上を知りたかったら自分で調べてね! ということなんだろうか。なんにせよ板垣が政治が苦手ということもあり、政治をすることは汚泥にまみれることだみたいなことを言ったりして、まあその通りなんだけども読んでるこっちも多少政治に対してネガティブな気分になった。だけど自由民権という思想に一貫した板垣の姿勢はとても好感が持てる。たとえ自分の立場に不利であろうと、人からそしられようと、彼は自分の生き方を貫いた。そうして、汚泥にまみれるとわかっていながら政治の道に足を踏み出したのも自分の信ずる道を行くためだった。人からはいろいろ言われたけれど、板垣は人に恥じるような生き方は何一つしていないんだ。そういう板垣がわたしは大好きだ。

Posted by ブクログ

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