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検察との闘い
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検察との闘い

三井環【著】

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検察との闘い

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 創出版
発売年月日 2010/05/12
JAN 9784904795019

検察との闘い

¥1,540

商品レビュー

4.3

3件のお客様レビュー

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2011/03/29

先に著者の「検察の大罪」を読んで、著者のスタンスに全く共感できないことがわかっていたので、本作も同じなのだろうという予断をもって読んだところ、予想通りの印象だった。 ただ、本作は最後に収められているパネルディスカッション録の、著者以外のパネラーの発言部分がすばらしい。自分は今まで...

先に著者の「検察の大罪」を読んで、著者のスタンスに全く共感できないことがわかっていたので、本作も同じなのだろうという予断をもって読んだところ、予想通りの印象だった。 ただ、本作は最後に収められているパネルディスカッション録の、著者以外のパネラーの発言部分がすばらしい。自分は今まで、検察(主に特捜検察)がいわゆる国策捜査を行う動機や正当化事情がどこにあるのか疑問に思っていたが、パネルディスカッションの「検察とマスコミの協調関係により世論操作が行われており、それが検察の権力行使を正当化してきた」という指摘を読んで、疑問が解消した。結局、検察はマスコミを通じて「あるべき世論」を作り上げ、それに沿った捜査を行っているというのが実態なのだろう。そして、その「あるべき世論」というのは、個々の検事の幼稚な正義漢によって作られるのだろう。 特捜事件こそ裁判員裁判対象事件とすべきだという指摘も、もっともだと思った。

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2010/06/21

とにかくすごい。 検察法務のヤミの世界。 マスゴミは、検察というヤミの国家権力の横暴を知りながら、知らぬ存ぜぬを決め込んでしまっている。 元大阪高検公安部長の命を賭しての闘い。今後益々の活躍を期待するものである。 検察にどのように脅かされようとも、民主政権がこのヤミの世界...

とにかくすごい。 検察法務のヤミの世界。 マスゴミは、検察というヤミの国家権力の横暴を知りながら、知らぬ存ぜぬを決め込んでしまっている。 元大阪高検公安部長の命を賭しての闘い。今後益々の活躍を期待するものである。 検察にどのように脅かされようとも、民主政権がこのヤミの世界を暴かねば、国民の信頼を失ってしまうのは間違いない。 ぜひとも多くの良識ある市民に読んで欲しい乾坤の一作である。

Posted by ブクログ

2010/05/19

検察よ、おまえもか! 正義の味方だとばかり思っていたのに、良心の最後の砦だと信じていたのに、この裏切り・腐敗・暴走は、あまりにもひど過ぎます。 著者の、三井環という女の子のような名前の彼は、今年齢66歳の元大阪高等検察庁公安部長。 8年前の2002年に検察の裏金問題、つまり...

検察よ、おまえもか! 正義の味方だとばかり思っていたのに、良心の最後の砦だと信じていたのに、この裏切り・腐敗・暴走は、あまりにもひど過ぎます。 著者の、三井環という女の子のような名前の彼は、今年齢66歳の元大阪高等検察庁公安部長。 8年前の2002年に検察の裏金問題、つまり検察庁が私たちの税金である年間5億円を超える調査活動費の予算を、すべて麻雀・ゴルフ・飲食代の裏金にしていることを現職検察官の実名を上げて内部告発しようとして、テレビ朝日の報道番組『ザ・スクープ』の収録と「週刊朝日」の副編集長との対談が予定されていたまさにその日に、逮捕されてしまいます。 その後、見せしめのようにわけのわからない詐欺罪や収賄罪や公務員職権乱用罪で起訴されて、懲役1年8カ月の実刑判決を受けて大阪拘置所・静岡刑務所に収監され、今年1月18日に釈放されました。 ここ数年、私たちの目の前に、北海道警察や千葉県庁や大阪府庁や社会保険庁などをはじめとする公官庁のほとんどすべてが、不正経理・裏金作り・我々の税金を好き勝手に無駄に遊興費に使っている実態が明らかにされて頭にきていたのに、あらゆる不正にもっとも厳しい眼を光らせなければならない立場の検察が、同じような不正をし、そして告発されたゆえに襟を正すのではなくそれを隠蔽しようとし勇気ある内部告発者たる一人の検察官を罪におとしいれるという、本当にこんなことが許されていいものですか。 東京都千代田区霞が関1丁目1番1号にある検察庁にいる11,641人の検察官ひとりひとりに詰問したい気持です。

Posted by ブクログ

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