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科学する詩人ゲーテ
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科学する詩人ゲーテ

石原あえか(著者)

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科学する詩人ゲーテ

3,080円

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 慶應義塾大学出版会
発売年月日 2010/04/30
JAN 9784766417272

科学する詩人ゲーテ

¥3,080

商品レビュー

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2025/06/11

17~19世紀のヨーロッパの著名人がなにに興味をもっていたかは、亡くなった時の財産目録を見ればわかる。ゲーテの場合、死没時点で蔵書6500冊、芸術作品(絵画、彫刻、絵皿)26000点、鉱物・結晶標本18000点、植物の乾燥標本1300種。保管スペースが気になるし、蔵書や芸術作品の...

17~19世紀のヨーロッパの著名人がなにに興味をもっていたかは、亡くなった時の財産目録を見ればわかる。ゲーテの場合、死没時点で蔵書6500冊、芸術作品(絵画、彫刻、絵皿)26000点、鉱物・結晶標本18000点、植物の乾燥標本1300種。保管スペースが気になるし、蔵書や芸術作品の内訳も知りたいところだが、ここで重要なのはあとの2つのコレクション。彼が自然科学に並々ならぬ関心を抱いていたことがわかる。 本書は、このゲーテの自然哲学的関心に光をあてる。各章は、植物学(イルム河畔と植物園)、医学(種痘と解剖実験)、物理学(避雷針と望遠鏡)、天文学(天文台と地球外生命)、測地学(地球の形状と2人の測量大尉)といったラインナップ。 科学や科学者の登場は19世紀前半。それ以前は好事家が基本。ゲーテ(1749-1832)の本職はヴァイマルの官僚。詩や戯曲や物語の執筆も、自然科学的研究も余技だった。そしてそれらはみなどこかでつながっていた。彼の詩や戯曲や物語には、自然科学的な比喩がところどころに顔を出す。たとえば、当時の化学的研究にヒントを得て『親和力』なんていう小説も書くのだから。 『科学する詩人』というタイトルが決まっている。本書は、2010年度サントリー学芸賞を受賞した。 (蛇足。ゲーテの色彩や虹への関心については、序章で簡単に触れられているが、「光学(もしくは色彩学)」で1章を立てたほうがよかったかもしれない。)

Posted by ブクログ

2011/06/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ゲーテと科学全般について紹介した後、植物学、医学、物理学、天文学、測地学ごとに章をもうけて紹介している。 ゲーテというと敬遠していたが, 背景を知ることで、 読みやすくなったと感じている。

Posted by ブクログ

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